母の日に、感謝のごはんを手作りするご家庭も多いのではないでしょうか。せっかくですから、そのお皿の上に、美しいバラを咲かせてみませんか? スーパーなどで調達した食材で、思いのほかカンタンにバラの花はつくれます。それなのに、見栄え・写真映えバツグン!! もちろん美味しく食べられますよ。花いっぱいの食卓で、お母さんをおもてなし♪ お子さんとお母さんが一緒につくるのにもおすすめの、お花のレシピもあわせてどうぞ!

生ハムをクルクルしただけなんですが☆
生ハムをクルクルしただけなんですが☆

肉や魚はつくりやすいのに本物っぽい!!

はじめてバラをつくる場合、もっともおすすめな食材は「生ハム」です!

横長に2つに折るか切って、最初に細い芯の部分をクルッと形づくってから、お好みの大きさに2〜5枚、巻き重ねていくだけ。下のほうをキュッときつめに、上をふんわり重ねていくと、キレイに整います(お箸などを使ってもOK)。内側の芯から1枚ずつ、ちょっとひねったり、縁を折り返したり、美的センスで形づくってみましょう。ふち側に脂肪の白い部分が見えるようにすると、本物らしい花びらに。大きさがばらついても、かえって自然物の風情が出るかも!

同様に、薄切りのハムやスモークサーモンでもきれいなバラがつくれます。さらに、色味の違うハムやスライスチーズなどを重ねて花びらを変化させたり、フリルレタスや薄焼き玉子で外側を包んでブーケにしたりと、いろいろ工夫も楽しめます。ベビーリーフやバジルなどの葉を添えると、本物っぽい雰囲気に。下記リンクでは、母の日にぴったりなお花いっぱいのメニューレシピがいくつも紹介されていますよ。盛り付けなどのご参考にもぜひどうぞ。

※お花いっぱいの『母の日レシピ』(キユーピー公式サイト)はこちら

スモークサーモンのバラが咲くオードブル
スモークサーモンのバラが咲くオードブル

野菜・フルーツを鮮やかに咲かせよう!

野菜やフルーツでつくるバラは、とてもカラフルです!

ピーラーなどを使ってリボン状に薄くスライスした野菜やフルーツを、クルクルと盛り付けると…あら不思議♪ まるでバラのような形になるではありませんか。オレンジなどまるっこい食材は、薄く切ったものを円形に並べてつくる方法もおすすめです。かための野菜はスライスしてからレンジで軽くチンするか、サッと湯がいてみてください。扱いやすくなり、色もより鮮やかに。キュウリなど生のまま使いたい野菜は、塩水に少し浸して柔らかくしてもOKですよ。

リボンの幅によって、さまざまな大きさのバラができます。下記リンクでは、ニンジンの小バラがとっても可愛い「ハートカレー」のつくりかたが紹介されています。野菜が苦手なお子さんも、自分でつくったお花はモリモリ食べられちゃうのでは!? いろんな野菜やフルーツの「バラ化」を、ぜひ楽しんでみてくださいね。

※『ブーケのハートカレー』のつくりかた(ハウス食品公式サイト)はこちら

薄くスライスした果物を並べてフルーツリースに
薄くスライスした果物を並べてフルーツリースに

可憐なギョーザのバラは、いかがですか?

写真映えするとSNSで大人気なのが、ギョーザでつくったバラ、「薔薇餃子」です!

つくりかたは、意外にカンタン。いつもの餃子をつくるとき、皮を2枚〜4枚、少し重なるように並べて細長くし、タネをのせてクルクルするだけ。タネがはみ出さないように端から巻いたら水をつけてとめ、油を熱したフライパンに、花壇のように餃子を並べて蒸し焼きにします。フタをとると、湯気に包まれて白バラの貴婦人たちがあらわれます♪

花びらを多くつくりたい方は、餃子の皮4枚分でつくるとゴージャスな雰囲気に。下記リンクでは、きれいなバラの形にするコツや蒸し焼きのしかたなども詳しく紹介されていますよ。見た目が可愛いだけでなく、ジューシーで食べると元気が出る白バラです。ご家族で思い思いに形をつくり、一斉に焼いてみんなでハフハフいただくのもおすすめです。

※手作り餃子サイト『薔薇餃子のレシピ』(モランボン公式サイト)はこちら

ギョウザもおめかしして可憐なバラに変身
ギョウザもおめかしして可憐なバラに変身

母の日は花いっぱいの食卓でおもてなし♪

お皿やグラスに食材のバラを咲かせ、おしゃれなオードブルに。また、グリーンサラダやポテトサラダ、白っぽいパスタやリゾット、ケーキ型のお寿司、クリームチーズを塗ったパンなど、花の色が映えるお料理の上に飾り付けて。「食材でバラがつくれる」とおぼえておくと、いつものメニューをちょっと華やかにしたいとき、記念日やおもてなしなどにも使えてとても便利です。作業工程がシンプルなので、はじめてでも安心、そして回を重ねるうちにどんどんレベルアップできるのも魅力ですね。

母の日アンケート(※)によると、お母さんがもっとも望んでいるプレゼントは、家族と一緒に過ごす時間。そしてお手伝いしてもらっていちばん嬉しいのは、食事の用意なのだそうです。母の日に親子で過ごせるかたは、ぜひ一緒にクッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

※ 「母の日コム」2020年度アンケート結果

お母さんのお席には小さなブーケも添えました
お母さんのお席には小さなブーケも添えました