かつて日本で人気を博したDVDエクササイズ「ビリーズブートキャンプ」。なんと今、再び入隊する人が続出しているそうです。在宅勤務やテレワークなどにより、外出時間が減った人々の運動不足解消や、気分転換、ストレス発散方法に注目が集まっているよう。

そこで今回は、在宅ワーク5年目を迎える筆者が、その場でできるオススメの気分転換方法をご紹介します。家族と保育園の先生、スーパーのレジの方としか話すことがなかった時期に、休憩がてら行っていた気分転換方法です。気分転換効果の科学的根拠を含まないものもありますが、その点につきましては、個人的感想ということでご容赦いただければ幸いです。

写真はイメージです
写真はイメージです

難易度ゼロ、本当に今すぐその場でできる気分転換方法

<侮れません、深呼吸>

呼吸は、後述する瞑想の入口のようなもので、呼吸に意識を向けることで緊張を緩和し、心身をリラックスさせる効果が期待できます。筆者はパソコンに向かって仕事をすることが多いのですが、仕事に夢中になりすぎて呼吸が浅くなっていることに気がつくことがあります。そのことに気がつければまだ良いのですが、数時間同じ体勢で作業をしていると身体がカチコチに固まっているような感覚になるものです。そんな状態で深い呼吸ができているとは思えません。意識して定期的に深呼吸をすることで、身体のコリが深刻にならずにいられる気がしています。

<騙されたと思ってお試しいただきたい、手足ブラブラ>

学生の頃、体育の授業の準備運動で取り入れられていた「手足ブラブラ」。記憶は定かでないのですが、目に見えない「気」というものを扱うプロの方の本を読んだ時に、ネガティブな気持ちになった時に手足ブラブラが有効であるというような記述を目にしました。それ以来、筆者は「疲れたな」と感じた時、または、ちょっとした嫌なことがあった時に、この「手足ブラブラ」を実行しています。騙されたと思って試していただきたいのですが、筆者の個人的体感としては、疲れや嫌な気持ちが振り落とされるような感覚を覚えます。手足だけでなく、全身を使ってブラブラさせていると、なんだか愉快な気持ちになって、「ま、いっか。」の気持ちが芽生えることが度々あります。

<気分爽快!?クレヨンでぐるぐる描き>

以前、アートセラピーを学んだことがあるのですが、セラピーに入る前の準備として「ぐるぐる描き」というものがあります。画用紙とクレヨンを用意します。そこで、赤・黄・黒のいずれかのクレヨンを手に取り、画用紙に殴り描きするように、グルグルと描くのです。これが、なんだかスッキリ、リラックスできるのです。童心にかえって、そのまま好き勝手にお絵描きしてみるのも良いかもしれません。

写真はイメージです
写真はイメージです

多少の時間を要しますが、その場でできる気分転換

<夏休み気分で、ラジオ体操>

ダイエット効果も期待できる!?と言われている、ラジオ体操もオススメです。単純に、身体を動かすことで気持ちをスッキリさせてくれます。子供の頃、夏休みに早起きして、寝ぼけ眼で気怠さを伴いながら通ったラジオ体操の記憶がよみがえりますが、今やってみると、コレがかなりの運動量なのです。ラジオ体操第一の後半に出てくる跳躍を、真面目にやってみてください。あの夏が懐かしくなるほど、身体の重さや鈍くなった大人の身体を痛感します。ちなみに筆者の目標は、ラジオ体操を軽やかに行える体力作りです。

<声を発して脳を活性化させる!?音読>

幼児の子育て真っ最中の筆者は、毎晩子供に絵本の読み聞かせをしています。毎日行っているので、自分の音読の感覚で体調の良し悪しがわかるほどです。数年前に流行した脳トレシリーズの監修者である川島教授の研究でも、認知症に対する脳機能の働きかけや幼児の脳発達に良い影響を与えることが発表されていました。在宅ワークでほとんど声を発していなかった筆者にとっては、声を出すという身体の響きの心地よさを改めて思い起こさせてくれた気分転換方法の一つです。

<デキる人はみんなやってる!?瞑想あれこれ>

意識の高い人はみんなやっているイメージのある瞑想です。ヨガをはじめとして、瞑想の種類は様々ありますが、筆者がオススメするのは非常に簡単で気まぐれな瞑想方法です。瞑想音楽なるものを適当に流して10分程度、目をつむって深呼吸するのみ。時には、「波の音」や「森の音」のような心地よいと感じられる自然の環境音をインターネットで探して流しながら、やはり、目を瞑って深く長く落ち着いた呼吸を繰り返します。横になったり、胡座をかいたりして、決まりをつくらず思いのままに行っています。そのままうっかり昼寝をしてしまうこともあるので、仕事の締切が迫っている時はあまりオススメできません。

いかがでしたか?今回は筆者が実際に行っている在宅ワークでの気分転換方法をご紹介しました。どれも今日から、いえ、今すぐにでもできる方法なので、気になったものは是非お試しくださいませ。

写真はイメージです
写真はイメージです