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ヒートショックについて、自分のこととして考えよう!

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日脚が伸びて日差しの暖かさを感じられる日が多くなり、桜のつぼみも日に日に膨らみを増していきます。ただ、冬から春への季節の変わり目は、いったん暖かくなっても寒の戻りがあり、日々の気温の変動が大きい時期です。

ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与えるショックのことで、寒暖差が大きくなる春先も油断はできません。家族みんなで意識して、ヒートショックによる事故を防ぐための対策を考えてみてはいかがですか。


ヒートショックの認知度は全体の約70%

2019年10月に東京ガス都市生活研究所が行った調査(*1)によると、「ヒートショックという言葉について人に説明できる」と答えた方は、全体の約35%でした。「説明はできないが、どのようなものか知っている」と答えた方と合わせると、その数は全体の約70%に達します。年代別にみると、50代以上の方では80%を超えて、かなり高いことが分かります。


ヒートショックについて知っているが、対策はしていない?

ヒートショックという言葉について認知度が高いことは分かりましたが、実際にヒートショック対策を行っている方は多いのでしょうか。同じ調査で、「ヒートショック対策として行っている(行っていた)ことはありますか」との質問に対して「行っている(行っていた)ことはない」と答えた方は、なんと全体の約73%でした。ヒートショックについての認知度がかなり高い50代以上の方でも、65%以上がヒートショック対策を行っていないということが分かりました。


家族で意識してヒートショックを防ごう!

また、「自分または家族などが今後ヒートショックにより意識を失ったりする危険を感じるかどうか」という項目で調査したところ、「自分について危険を感じる、どちらかといえば危険を感じる」と答えた方は、30代から50代では約25%でした。家族の中では「親について感じる」と答えた方が多く、30代から50代では半数を超えることが分かりました。親のことは心配しているが、自分は大丈夫と思っている方が多いようです。

ただ、ヒートショックが原因で起こる浴室の事故は年齢に関係ありません。熱い湯(42度以上)に長時間浸かったり、飲酒直後に入浴することなどで危険が高まります。ヒートショックによる事故を防ぐためには、ヒートショックを自分のこととして捉えることが大切です。家族みんなで一緒に対策を考えるようになさってください。



日本気象協会では、ヒートショックの知識や対策をより多くの人に知って行動に移してもらうため、ヒートショックの啓発プロジェクト「STOP!ヒートショック」をサポートしています。また、日本気象協会は東京ガスと共同開発した「ヒートショック予報」について、tenki.jpでも提供していますので、ぜひご活用ください。

◎出典元

(*1)東京ガス都市生活研究所 2019年10月調査


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