北海道の平地で最も早く初日の出が見られるのは東端の根室市です。来年の初日の出は令和最初ということもあって、記念に見に行く計画を立てている方も多いのではないでしょうか。2020年の幕開けは、少し足を延ばして北日本の初日の出を見に行ってみませんか。

北海道・根室市「納沙布岬」/日本の東端で、初日の出を!!

●納沙布岬

根室市にある納沙布岬は、離島を除く日本の本土で最も東に位置します。北海道の平地で最も早く初日の出が見られる地なので、毎年多くの人が1月1日の早朝に訪れます。

元旦は、岬に近い根室市北方領土資料館で温かいコーヒーやお茶が無料で配られるほか、道東でしか獲れない花咲ガニのてっぽう汁が販売されます。また、イベント会場では郷土芸能「ねむろ太鼓」が披露されます。

当日は根室駅前から納沙布岬行きの臨時バスが出るので、アクセスも安心。北海道の太平洋側は比較的雪が少なく、冬は晴れる日が多いので、広い太平洋から昇る感動の朝日に出合えることでしょう。

■所在地:北海道根室市納沙布岬

■問い合わせ:0153-24-3104(根室市観光協会)

(納沙布岬の日の出時刻:6時49分前後)

■岬行きバスの時刻:根室駅前より5:30発

※詳細は『根室市観光協会』公式サイトをご参照ください

道東のお出かけスポット天気

北海道・室蘭市「地球岬」/広~い太平洋で「地球は丸かった」を実感!!

●地球岬

室蘭の地球岬は100mにわたって断崖絶壁が連なる景勝地です。「北海道の自然100選」「あなたが選ぶ北海道景勝地」でそれぞれ第1位になったこともある人気のスポットで、元旦には多くの人が訪れます。

海に突き出ている岬に立つと、太平洋をほぼ300°にわたってぐるりと見渡すことができます。どこまでも続く水平線を見ていると、「地球はやっぱり丸いんだなあ」と実感できそうです。

晴れた日には遠い遠い水平線の向こうに青森を望むこともできるほど。広い太平洋から顔をのぞかす令和最初の初日の出をぜひお楽しみください。

■所在地:北海道室蘭市母恋南町4-77

■問い合わせ:0143-23-0102(室蘭観光推進連絡会議)

(室蘭市測量山の日の出時刻:7時02分前後)

※詳細は『室蘭の観光情報サイト』公式サイトをご参照ください

道南のお出かけスポット天気

青森県・種差海岸「葦毛崎展望台」/太平洋を見渡す高台でご来光を!!

●種差海岸「葦毛崎展望台」

種差海岸は青森県の太平洋側、岩手の県境付近に位置する海岸です。種差海岸のあたりは2015年に指定された三陸復興国立公園の北端で、ハマナスやヒルガオなどの海浜植物と、波打ち際まで敷き詰められた天然の芝生が特徴です。

海岸の鮫角岬には、種差海岸をぐるりと一望できる葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)があります。何かの要塞か、はたまた西洋の古城のような独特な形をしています。昔は軍事施設でしたが、今では一般に開放され、眺めのいい展望台として多くの観光客が訪れます。

展望台からは太平洋をぐるりと見渡すことができるので、水平線から昇るダイナミックな初日の出を拝むことができます。

■所在地:青森県八戸市鮫町字日蔭沢

■問い合わせ:0178-46-4040(八戸市観光課)

(八戸市日出岩付近の日の出時刻:6時56分前後)

※詳細は『八戸市観光情報サイト』公式サイトをご参照ください

青森県のお出かけスポット天気

宮城県・松島「双観山」/島々の向こうから昇る荘厳な朝日!!

●松島「双観山」

松島は、大小あわせて260ほどの島の総称で、日本三景のひとつです。複雑な形のリアス式海岸が沈み、山頂だけが島として残り、現在の松島の地形となりました。都心からのアクセスもよいので、毎年300万人以上が訪れる景勝地です。

松島海岸の南側に突き出した岬からは、松島湾と塩釜湾の両方を見ることができるため、双観山という名前がついたといわれています。水平線の向こうには牡鹿半島や金華山も望めます。海に浮かぶ島々を縫うように登る朝日は、まさに絶景。令和最初の初日の出を双観山から見てはいかがでしょうか。

■所在地:宮城県宮城郡松島町松島大沢平

■問い合わせ:022-354-2618(松島観光協会)

(松島海岸の日の出時刻:6時53分前後)

※詳細は『松島観光協会』公式サイトをご参照ください

宮城県のお出かけスポット天気

※写真はすべてイメージです

※各地の初日の出の時刻については、2020 初日の出スポットの時刻表をご確認ください