冬の寒い時期に開催される東京マラソンは、ランナーにとっていつかは出場したい憧れの大会ですが、抽選倍率は10倍以上ですのでなかなか走るチャンスが回ってきません。運が良ければすぐに走れますが、10年連続で落選という人もいます。

そこで、今回は東京マラソンの他にもおすすめできる、全国のマラソン大会をご紹介していきます。初めてのフルマラソンを検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。

東京マラソン以外にも全国各地でマラソン大会が開催されています
東京マラソン以外にも全国各地でマラソン大会が開催されています

初心者に優しい完走しやすいマラソン大会5選

まずはマラソン初心者が完走しやすいという視点で、全国のマラソン大会を5つご紹介します。

・湘南国際マラソン

・板橋Cityマラソン

・神戸マラソン

・福岡マラソン

・名古屋ウィメンズマラソン

湘南国際マラソンだけは制限時間が6時間30分ですが、その他の大会は7時間に設定されているためきちんと練習をしてスタートラインに立てば、まず間違いなく完走できます。実際にいずれも完走率が高く、95%前後のランナーが制限時間内に完走しています。

いずれの大会にも共通しているのが、フラットで走りやすいという点です。制限時間が長くてもアップダウンのあるコースは初心者には難易度が高いので、できるだけ高低差がないマラソン大会を選びましょう。

女性ランナーにおすすめなのは、完走するとティファニーのネックレスをもらえる名古屋ウィメンズマラソンです。大会オリジナルデザインのネックレスを手にしたくて、毎年参加しているランナーもたくさんいる魅力的な大会です。

湘南国際マラソン公式サイト

板橋Cityマラソン公式サイト

神戸マラソン公式サイト

福岡マラソン公式サイト

名古屋ウィメンズマラソン公式サイト

制限時間が長くて完走率が高い大会がおすすめです
制限時間が長くて完走率が高い大会がおすすめです

旅も一緒に楽しみたい人のマラソン大会5選

せっかくマラソン大会に出場するのだから、旅行もあわせて楽しみたいというランナーさんにおすすめの大会も5つご紹介します。

北海道マラソン

・NAHAマラソン

・京都マラソン

・愛媛マラソン

・金沢マラソン

いずれも日本の人気観光地を舞台としたマラソン大会ですが、運営のホスピタリティが高く、初心者でも不安にならずに走れる大会を選びました。この5つの大会のうち、北海道マラソンとNAHAマラソンはそれなりの走力を求められる大会ですので注意してください。

北海道マラソンは制限時間が5時間、NAHAマラソンはコースが狭くてアップダウンがあり、完走率が60%を切る年もあります。とても魅力的な大会ではあるものの、フルマラソンを5時間以内で走れる自信がある場合のみエントリーしましょう。

京都マラソンと愛媛マラソン、金沢マラソンは完走率が90%以上と高く、沿道の声援も温かいので最後までしっかり走り切ることができます。日本を代表する観光地でもありますので、レース前後のお楽しみも多いおすすめの大会です。

北海道マラソン公式サイト

NAHAマラソン公式サイト

京都マラソン公式サイト

愛媛マラソン公式サイト

金沢マラソン公式サイト

マラソンに旅をプラスすると走るのが楽しくなります
マラソンに旅をプラスすると走るのが楽しくなります

初心者がマラソン大会を選ぶときのポイント

全国にはたくさんのマラソン大会があり、いざ出場しようと思うとどれを選んでいいか迷ってしまいます。そういうときは次のポイントをチェックしましょう。

・制限時間が6時間以上

・完走率が90%以上

・公式サイトを見てワクワクする

まず大事なのが制限時間です。走力に自信があるのでなければ、制限時間が6〜7時間の大会を選びましょう。長ければいいというわけではありませんが、前半に頑張らなきゃいけないという不安がなくなります。

完走率も重視してください。公開していない大会もありますが、「◯◯マラソン 完走率」で検索すれば、完走率を計算してくれているサイトが見つかりますので参考にしてください。完走率は高ければ高いほうがいいのですが、90%以上あればOKです。

そして最後のポイントですが、公式サイトを見て「ここを走ってみたい」と感じた大会を選びましょう。マラソン大会は恋愛のように相性があります。ここでご紹介した大会を参考に、自分の直感を信じて出場する大会を選びましょう。

最初は走りやすい大会を選びましょう
最初は走りやすい大会を選びましょう