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平地や暖地の紅葉も次第に炎が消え落ちるように衰え、陽射しも日に日に弱弱しくなってゆく初冬。そんな時期、モノトーンの町中に彩りをもたらしてくれる貴重な冬の花に、サザンカがあります。つややかな濃い色の葉の間に咲く、控えめで、それでいて華やかな冴えた淡紅色の花の姿は、壷井栄や幸田文、城山三郎などの文学、童謡「たきび」や演歌、最近ではJポップなど、時代を超えて日本人に愛されてきました。実はサザンカは11月ごろには既に咲いていますが、やはり他の花や葉が落ちた今ごろから、急に目に付くように感じますよね。そして、サザンカを追うように、そっくりの花を咲かせるカンツバキの花が加わり、季節はまさにサザンカ一族の盛りとなります。
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