- 教育
- 記事
「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり……」という序文で始まる『おくのほそ道』は、松尾芭蕉(1644~94年)が晩年に集大成とした紀行文です。今年、同行の曾良とともに出立した年から330年目となるのを記念し、出光美術館(東京都千代田区)で「奥の細道330年 芭蕉」展が開催されています。出光美術館所蔵のコレクションをはじめ、柿衞文庫・京都国立博物館等からも名品が集い、芭蕉の自筆作品約20点をはじめ蕉門十哲、与謝蕪村など芭蕉にまつわる56件が展示されています。芭蕉ファンは帰りたくなくなるような空間と言って過言ではありません。展示は、「Ⅰ 名句の響き―芭蕉の筆跡を賞でる」、「Ⅱ 旅の情景―奥の細道をめぐる」、「Ⅲ 名所・旧跡をよむ―歌枕の世界」、「Ⅳ 思いを紡ぐ―芭蕉から放菴まで」の4構成となっています。
※歌枕…歌に詠まれた名所旧跡、主に歌に詠まれた土地や地名を指す。
あわせて読みたい
別の視点で考える
特集をすべて見る
この人と一緒に考える
コラムをすべて見る
カテゴリから探す
-
ニュース
-
教育
-
エンタメ
-
スポーツ
-
ヘルス
-
ビジネス