夏こそあやかりたい、にんにくのミラクルパワー 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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夏こそあやかりたい、にんにくのミラクルパワー

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ミラクルなパワーが凝縮

ミラクルなパワーが凝縮

にんにくをたっぷり効かせて

にんにくをたっぷり効かせて

試さないことにはもったいない

試さないことにはもったいない

にんにくにチョコレート。意外な関係ですが……

にんにくにチョコレート。意外な関係ですが……

猛暑の中でのお盆の帰省もあり、気力、体力ともに減退気味……の方も多いのではないでしょうか? 体が疲弊すると「にんにく」「ガーリック」「スタミナ」というキーワードについつい目がいきがちですが、にんにくを使った料理って、どうしてあんなにおいしいんでしょうね(笑)。
また、餃子やもつ鍋、ラーメン、焼き肉、チャーハン、野菜炒め、ステーキなど、料理やタレににんにくを効かせるだけで、コクや旨味が増して食欲をそそります。
にんにくが、疲労回復、体力増強といったスタミナ源の食材であることは広く知られていますが、にんにくに秘められた力はそれだけではありません。今回は、にんにくがもつミラクルパワーについて学んでいきましょう。

にんにくパワーのもとは、あのニオイにあった!

にんにくといえば、あのニオイがすぐに思い浮かびますが、おいしいにんにく料理を存分に味わった後、心配になるのがニオイです。そのせいか、たくさん食べて元気を出したくても、他人や周囲に不快感を与えるかもしれないと思い、食べるのを躊躇してしまうこともありますね。
そんなにんにくのニオイのもとは、「アリシン」にあるのです。
ご存じの通り、調理する前の丸のままのにんにくはニオイません。しかし、細かく切ったりすりおろしたり、叩いたりしてにんにくに傷がつくと、にんにくに含まれるアリイン(Alliin)がアリナーゼという酵素と結びつき、アリシンという成分に変化します。
この成分の変換を経て、強烈かつ独特なにんにくの芳香(ニオイ)が発生するのですが、このアリシンには次のような作用があります。
●強い殺菌作用
●血行をよくして血栓や血圧、コレステロール値の上昇を抑える
●体内でビタミンB1と結びつくと、スタミナ回復に強い効果
アリシンの効果がわかったところで、にんにくのもつ“元気成分”をしっかり摂取したい場合、次の点にも気をつけましよう。
丸のままホイル焼きにするなど、丸ごと加熱調理よりは……
「包丁で実を切る」「すりおろす」「すりつぶす」などの方法が◎
このように、丸ごと加熱ではなく、ひと手間かけるほうが、有効成分がたくさん出て効果が高まることが報告されているのです。
また、ビタミンB1 を多く含む豚肉や玄米、大豆、うなぎ……などと食べ合わせると“元気モリモリ”に、より期待ができることになりますよ!

美容やアンチエイジングにも……

にんにくを食べた後、肌のハリやなめらかさ、つや……といったスベスベ感を経験したことはありませんか? 実はこれ、にんにくの成分が血液循環をよくしたり、にんにくに含まれる成分スコルジニンが新陳代謝を盛んにし、肌の美しさを持続するといわれています。
にんにくは細胞の若さを保つビタミンE、ビタミンCも含まれ、まさに「自然のサプリメント」といえそうですね。
それだけではありません。くぎが茶色く錆びたり、リンゴが茶色く変色したりするのは「酸化」(物質が酸素と化合すること)が原因となっています。同じように人間の体も酸化して血管の老化や、シミやシワ、肌あれなどが起こります。
一方で人間の体には、これらの原因である体の酸化を抑える「抗酸化作用」という能力も備わり、にんにくには抗酸化作用を積極的に働かせる成分も含まれているといわれています。
つまり、老化の予防=アンチエイジングが期待できる点から、お疲れモードの方は特に、夕食の献立ににんにくを使用しない手はないですね。

ミラクルパワーが解明されつつあるにんにく

米国では早くからがんの研究が進み、がんと食べ物との因果関係についてもさまざまな調査が行われてきました。
米国政府が90年代初頭から進めていたがん予防効果のある食品を探す国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」では、「にんにくが、がんになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」といった発表もされているのです。
このデザイナーフーズ計画では「ガン予防に効果のある植物性食品」(野菜や果物など約40種類)をまとめたもの。そして、その頂点に君臨するのがにくにくなのです。
※参考「海外がん医療情報リファレンス ニンニクと癌予防」
「HUFFPOST」
ここでご紹介した国家プロジェクトをはじめ、多くの研究によってにんにくのもつミラクルパワーが解明されつつありますが、日頃からがん予防に気をつけている方はもちろん、にんにくのもつ効能を得たい人は、ガーリックオイルを常用するイタリア料理、スペイン料理をはじめ、にんにくを効果的に使用した料理を積極的に摂りたいものですね。

にんにくのニオイ対策・6つをご紹介!

おいしいうえに、元気になる、きれいになる、そのうえ、がんの予防効果が期待できるとあっては……これはもう、試さない手はないですね!
ニンニクの効果がわかったところで、最後にあのニオイ対策についてご紹介しておきましょう。
【にんにくのニオイの消し方 or 和らげ方】
・牛乳を飲む
にんにくに含まれるアリシンには、たんぱく質と結びつきやすい性質があり、牛乳を飲むことでたんぱく質や脂質がアリシンを包み込んでニオイのもとを抑制する効果が期待できます。特にたんぱく質を多く含む低脂肪乳がおススメです。
・お茶を飲む
お茶に含まれる茶カテキンには強い殺菌・消臭効果があり、にんにくのニオイを抑える働きが期待できます。また、茶葉から淹れた緑茶が理想ですが、外出先などでは応急処置としてペットボトルのお茶でもニオイ抑制の効果が得られます。
・チーズを食べる
牛乳と同じく乳製品のチーズにも、豊富なたんぱく質が含まれています。チーズとにんにくを一緒に食べることでアリシンの働きを食い止め、体の中にこもるニオイを和らげてくれる効果が期待できます。つまり、にんにくとチーズはセットで!がおすすめなんです。
・コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるタンニンには強い消臭効果が。また、高い抗酸化作用のあるポリフェノールがニオイのもととなるアリシンと結びつき分解・吸収し、ニオイ抑制効果が得られます。
・リンゴを皮ごと食べる
リンゴに含まれるポリフェノールとカテキン(エピカテキン)の働きにより、食後に残るにんにくのニオイを和らげる効果が期待できます。両成分とも果肉より皮に多く含まれているので、皮ごと4分の1個が目安です。
・チョコレートを食べる
チョコレートに含まれているポリフェノールが、口と体の中に残ったにんにくのニオイを抑える効果が期待できます。あらかじめ外出先でにんにく料理を食べる日には、バッグの中にチョコレートをしのばせ、食後に食べるのがおススメです!
── いかがでしょう?
こうした方法であのニオイが解消・緩和されるのであれば、体によいにんにくをたくさん食べたいものですね。ただし、いくら体によいといっても食べすぎは体調不良につながりますのでご注意を! にんにく料理を楽しんで、夏を元気に美しく乗りきってくださいね。


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