夏デザートの定番!ゼラチンと寒天にまつわるエトセトラ 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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夏デザートの定番!ゼラチンと寒天にまつわるエトセトラ

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夏デザートを作るなら、キウイやグレープフルーツをあしらってみよう!

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プルプル、ツルッとした食感の抹茶寒天とあずきのデザート

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意外と簡に作れちゃう、ゼラチンを使った夏デザート!

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缶詰のフルーツも、夏デザートを作る際に重宝しますよ!

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夏真っ盛り! つるっとした口当たりのひんやりスイーツの出番が多くなる季節ですが、ひんやりデザートの代表的なものというと、アイスクリーム、かき氷がすぐに思い浮かびますね。あるいは、カロリーが控えめのゼリーや寒天も、この季節に人気の高いデザートですね。
気の合う友人を自宅に招いたときや、お盆の時季に家族みんなが集まるとき、手作りデザートがあると食後の会話も弾むもの。そんな家庭でのお菓子作りも、一度、材料の性質と手順のコツをつかんでしまえば、比較的難易度が低くなり、気軽に作ることができます。
今回は、その原料であるゼラチンと寒天にまつわるエトセトラをご紹介します。

お肌の味方?動物性の「ゼラチン」のもう一つの効能

牛や豚由来のコラーゲンを加熱抽出した動物性タンパク質に熱を加えて抽出したものをゼラチン(gelatin)といいますが、ゼラチンの大きな特徴は、以下の2点になります。
●50〜60度程度の加熱で溶ける……
●20度以下に冷やすことで固まる……
温度の変化によって「溶けたり、固まったり」を繰り返すことがゼラチンの特徴であることから、この性質によって、口に入れた時にスゥ〜ッと溶けていくような食感につながっているのです。
最近は、粉末状のゼラチンを食事にふりかける生活を続けていたら、肌にハリが戻った!というエピソードを、ネットや雑誌などでみかけるようになりましたが、肌のハリ向上(=体内でのコラーゲン生成)をめざすのであれば、ゼラチンやコラーゲンと一緒にビタミンCを摂取すると、より高い効果が得られるかもしれません!
例えば、スーパーの店頭に一年中並んでいるキウイもビタミンCの含有量が高い果物ですし、そのほかにもレモンなどの柑橘類にもビタミンCが多く含まれているので、ゼラチンを使用したデザートと一緒にフルーツを食べれば、夏のダメージを受けている肌に、美的効果が期待できるかもしれませんね。
またゼラチンには、アミノ酸の一種であるグリシンが含まれています。このタンパク質を構成するアミノ酸の一つであるグリシンには、睡眠の質をアップさせる効果があるといわれています。
この季節はどうしても寝苦しく、快眠を取ることが難しいので、美容に気をつけている女性ほど、ゼラチンを使用したフルーツデザートはおすすめといえるでしょう。
※ゼラチンの過度な摂取はアレルギー発症の原因になる恐れがあるのでご注意ください。

体の中からキレイ&生活習慣病予防に!植物性の「寒天」

天草やオゴノリ等の海藻の粘液質を凍らせ、乾燥させたものが寒天です。
寒天は植物性で、90度以上の温度で1分以上沸騰加熱させないと固まらない性質がありますし、一度固まったものは80度以上の温度でないと溶けないため、口の中で溶けないのが特徴です。
さらに寒天といえば、挙げられる最大の特徴は、やはり食物繊維でしょう。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、寒天にはこの両方が含まれています。体内ではこれらの食物繊維によって糖の吸収を遅らせ、コレステロールの吸収を阻害する効果があるため、生活習慣病の予防に一役買ってくれる効果が期待できますし、便秘に悩んでいる人にとって強い味方になりますね。
さらに、一度加熱して溶かした寒天であれば、固めなくても同じ効果が得られるのも嬉しいポイントといえるでしょう。

ゼラチンの扱い方のポイント

さまざまな果物をあしらったゼリー作りに便利なゼラチンですが、キウイやパイナップルなどのタンパク質分解酵素を含む果物を入れると、酵素がゼラチンのタンパク質を分解して固まらなくなるので、果物を使う場合は一度加熱処理する必要があります。
また、夏の暑い気候下の常温に置いておくと溶けやすい性質があるため、冷蔵庫から出したら冷たいうちに、早めに食すことがおすすめ。冷たくなくてぬるい食感のゼリーは、やっぱりおしくないですからね。

寒天の扱い方のポイント

一方、寒天を扱ううえでの大切なポイントは、1〜2分間しっかりと沸騰させることです。しばらくかき混ぜていると見た目には溶けたように見えがちですが、「1〜2分間しっかりと沸騰させる」という工程を行わないと凝固率が下がってしまい、固まらなくなります。
そのほかにも、ゼラチンとは違って酵素には強いですが、酸の強いものを熱いうちに混ぜてしまうと固まらなくなる性質があります。
○有機酸 → クエン酸、リンゴ酸、コハク産、酒石酸、酢酸などの総称
○クエン酸を含む果物 → かんきつ類、モモ、洋ナシ、パイナップル、キーウイフルーツ、メロン、イチゴなど
○リンゴ酸を含む果物 → リンゴ、ザクロ、チェリー、バナナ、グアバなど
例えば、寒天デザートを作る際に手軽なレモンを添える場合は、50度くらいまできちんと冷ましてから混ぜるようにしましょう。
── 一度コツをつかんでしまえば、実は手間のかからない手作りスイーツの定番「ゼリー&寒天」。あなたもこの夏、ゼラチンと寒天を使ったオリジナルデザート作りにチャレンジしてみませんか?


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