GWへのカウントダウンが始まるこの時期! 新しい環境でお疲れ気味のみなさんは、ちょうどそろそろ一息つきたいところではないでしょうか。リフレッシュにはもちろん“ゆっくり休む”のもいいですが、あえて遠出をして時間を贅沢に使う、感動的な場面を目にする、澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込む……そんな方法もありますよね。
どこへ行っても混雑のGWにオススメできるのは、ちょっと行きにくくてシーズンにはまだ早い「海」! 今こそ海辺の絶景を堪能して、英気を養いましょう♪

「ホントに日本の風景?」と思うような絶景をご紹介しましょう!
「ホントに日本の風景?」と思うような絶景をご紹介しましょう!

北山崎展望台/岩手県下閉伊郡

北山崎展望台は、日本交通公社の全国観光資源評価「自然資源・海岸の部」で、日本で唯一最高ランク“特A級”とされた景勝地。高さ200mの断崖に奇岩や海蝕洞窟が連なり、ダイナミックな景観を創り出しています。展望台から見渡す約8kmにもわたるこの海岸線は、なんだか非現実的な美しさ……。そう、まるで映画に出てくるCG背景のようなんです。展望台から階段を736段下ると海面近くに下りられ、振り仰げばまた大迫力の断崖が! 展望台も3つありますので、ぜひいろいろな角度から景色をお楽しみください♪
北山崎展望台
■所在地 岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10
■アクセス 【電車】三陸鉄道リアス線「田野畑」駅より車にて約15分
■GWなど繁忙期や天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは 岩手県田野畑村オフィシャルサイトをご確認ください

「息をのむ絶景」とはまさにココのこと!
「息をのむ絶景」とはまさにココのこと!

神磯鳥居/茨城県東茨城郡

大洗海岸沿いの高台に立つ、開運招福、厄除け、家内安全などの御利益がある大洗磯前神社。神磯鳥居はその一部です。
神磯鳥居は神秘的な朝日を拝める「日の出の名所」として知られており、かの水戸黄門・徳川光圀公もあまりの神々しさに、「あらいその岩にくだけて散る月を一つになしてかへる月かな」と詠み讃えたとか。そんなわけで早朝のお出かけがオススメではありますが、荒波が岩礁に当たり白く砕け散るその向こうに赤い鳥居がすっくと立つ姿は、日中でも夕刻でももちろん美しく、一見の価値あり!です。
神磯鳥居
■所在地 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
■アクセス 【電車】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗」駅より循環バスにて「大洗磯前神社下」停下車、徒歩3分
【車】北関東自動車道「水戸大洗IC」より約20分
■GWなど繁忙期や天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは 大洗磯前神社オフィシャルサイトをご確認ください

「ひかえ!ひかえおろ~う!」水戸の黄門様もこの絶景に心震わせた……かも
「ひかえ!ひかえおろ~う!」水戸の黄門様もこの絶景に心震わせた……かも

小富士(小笠原村母島)/東京都小笠原村

東京、竹芝桟橋からフェリーで25時間半、父島で乗り換えてさらに2時間……やっと着いた母島の、「都道最南端」から遊歩道を約1時間歩けば、“日本で一番早く日の出を拝める”小富士頂上です。
この日本最南端の郷土富士頂上には簡単なベンチが置かれ、眼下に美しい珊瑚礁、目線を上げれば果てしなく広がる真っ青な海が望めます。春から夏は向かいの鰹鳥島に生息するカツオドリが飛びかう姿も。
お疲れ気味のアナタ! ただただこの絶景を見つめて忙しない日常を忘れ、心を空っぽにしたみては!
小富士(小笠原村母島)
■所在地 東京都小笠原村母島
■アクセス 【船・車】母島沖港より車にて約15分(山頂へは徒歩約60分)
■GWなど繁忙期や天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは 小笠原母島観光協会オフィシャルサイトをご確認ください

GW中もきっと混雑とは無縁の母島……でもここは東京都!
GW中もきっと混雑とは無縁の母島……でもここは東京都!

能登半島国定公園 雨晴海岸/富山県高岡市

「雨晴海岸」は、“源義経が奥州へ落ちのびる道中、この海岸でにわか雨が晴れるのを待った”という伝説からその名がつけられたそう。
岩礁と白い砂浜、青松が続く景観は、急ぐ義経がしばし足を留めたのもうなずける美しさで、「白砂青松百選」「日本の渚百選」「日本の海水浴場88選」にも選出された、日本を代表する海辺の絶景スポットなんです。
晴れた日には富山湾越しに立山連峰が望め、GWの時期なら雪が残る3000m級の山々が彼方に浮いているようにも見えます。幻想的な景色を、ぜひ自分の目で確かめてみては!
能登半島国定公園 雨晴海岸
■所在地 富山県高岡市太田
■アクセス 【電車】JR「雨晴」駅より徒歩3分
【車】能越自動車道「高岡北IC」より約15分
■GWなど繁忙期や天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは 雨晴観光協会オフィシャルサイトをご確認ください

義経伝説を伝える白砂青松の景勝地「雨晴海岸」
義経伝説を伝える白砂青松の景勝地「雨晴海岸」