20数年にわたり、約200スキー場の取材をしてきたハピスノ編集長が、ファミリースキーの“元祖”をレポートする連載企画。今シーズン最終回となる第6回は、元祖“家族で楽しむ春スキーの聖地”。GWまで滑走可能なスキー場はいくつかありますが、家族でお手軽に春スキーを楽しむなら、関東にありながら豊富な積雪量で知られる「たんばらスキーパーク」でキマリ!

5月6日まで営業予定の「たんばらスキーパーク」(群馬・沼田市) 2018年3月30日撮影
5月6日まで営業予定の「たんばらスキーパーク」(群馬・沼田市) 2018年3月30日撮影

首都圏からもっとも近い!GWまで滑走可能なスノーリゾート

tenki.jp×ハピスノのファミリースキーコラム「ファミリースキー初心者に最適な“春スキー”」でも、“春スキーのすすめ”を紹介していますが、天候の安定するこの時期は、ファミリースキーを始めるのに最適な季節です。キッズにとって最大のネックとなりえる“寒さ”が軽減されるのは、やはり大きなポイント。晴れてさえいれば、かなり薄着で滑ることだって可能です。
逆に、雪がザクザクになるなど、滑りにくさが気になる時期でもありますが、そこはゲレンデベースの標高でも1,250m、山頂標高は1,550mもある「たんばらスキーパーク」。比較的、締まった雪で滑ることができます。おすすめは朝イチバーンですね。ピステンでしっかり圧雪された朝イチの滑走は、爽快感バツグンです。
そんな「たんばらスキーパーク」が“家族で楽しむ春スキーの聖地”たる所以は、まず、断トツのアクセスのよさ。関越道 練馬ICから沼田ICまでは約90分、30分ほどの下道も4月に入れば、ほぼ雪はないので、楽々アクセスが可能です。GWまで滑走可能なスキー場としては、首都圏からもっとも近いスノーリゾートなんです。

首都圏から約2時間の楽々アクセス「たんばらスキーパーク」
首都圏から約2時間の楽々アクセス「たんばらスキーパーク」

キッズが楽しいアクティビティも豊富!

春スキー時期になると、キッズパークをクローズしてしまうスキー場も多いので、雪遊びキッズのいる家族には、ゲレンデベースに「たんばランド」があるのはうれしい限り。降雪状況にもよりますが、特設のチュービングコースがあったり、種類豊富なそりがあったり、もちろん、雪遊びエリアがあったり。やっぱりスキー&スノーボードだけでなく、雪遊びもさせてあげたいですよね。
少し滑れるようになったキッズには、初心者大歓迎のスノーパークでパークデビューもおすすめ。ちょっとしたジャンプ台のポコジャンがあったり、通り過ぎるだけでも楽しいワイドBOXがあったり、そして、たんばら名物の超ロングウェーブ「WAVE48」も。
スキー・スノーボードはやはりスポーツ。なにか目標を作ってあげると、子供たちの上達スピードは大きく向上されるものです。ちょっとジャンプしてみよう、あのお兄さんのように板の上を滑ってみよう、家族みんなでウェーブで競争してみよう。そんな感じで、子供のチャレンジ精神をあおってあげてみてはいかがでしょうか?

「たんばらランド」は4月7日以降、無料開放予定!
「たんばらランド」は4月7日以降、無料開放予定!

4月6日・7日はオリンピアン 畑中みゆきさんのキャンプも開催!

子供がはじめてスキーをするとなると、やはりスクールも重要ですよね。4月に入ると営業していないスクールも多いのですが、「TAMBARA SKI SCHOOL」は5月6日まで営業予定(4月8日~26日は土日のみ。JAPAN SNOWBOARD ACADEMYは4月14日まで)。しっかり基礎を学びたいというキッズや、もちろん、もっと上手に滑りたいキッズも受け入れ可能です。
さらに、4月6日(土)・7日(日)には、ソルトレイク&トリノ五輪に出場したスキーヤー、畑中みゆきさんの「たんばらコブキャンプ」(10時~15時。大人9,000円、中学生以下8,000円 ※事前申込)も開催します。コブを滑ってみたいスキーヤーなら、ボーゲンでもOKなキャンプとなっていますので、親子参加もおすすめです!
春スキー時期でも、充実のキッズパークがあったり、初級者キッズも楽しいパークアイテムがあったり。さらにはスクール受講ができたり、ハードルの低いキャンプがあったり。春スキーは、首都圏からもっとも近い、GWまで滑走可能なスノーリゾート「たんばらスキーパーク」でキマリですね!

GWまで営業予定の「TAMBARA SKI SCHOOL」。キッズレッスンにも定評がある
GWまで営業予定の「TAMBARA SKI SCHOOL」。キッズレッスンにも定評がある