3月4日はバウムクーヘンの日であり、日本上陸100周年を迎えるのが今年2019年なんだそうです。日本で最初にバウムクーヘンを焼いたのは、カール・ユーハイム氏。老舗の株式会社ユーハイムの創業者です。菓子職人であったカール・ユーハイム氏は当時住んでいた青島で、第一次世界対戦の日本の俘虜として連行され、収容されていた広島で俘虜のドイツ人が作った作品の展示即売会が行われる際に、日本で初めてのバウムクーヘンを焼き、売られたことがこの記念日の由来となります。そして、今、バウムクーヘンといえばユーハイム、と知られるほど、カール・ユーハイム氏の残したものが愛され受け継がれています。記念日の今回は、バウムクーヘンについて様々な情報をご紹介します。

本場ドイツのバウムクーヘン事情に驚き!食べたことがない人も!?

日本では、デパ地下のお菓子売り場を歩けば必ず見つかる美しい包装紙に包まれたバウムクーヘン。また、バウムクーヘンの年輪が作られる様子を店頭で見る楽しみも提供してくれるお店もありますし、スーパーやコンビニでも手軽に食べられる焼き菓子として販売されています。日本におけるバウムクーヘンはとても身近なお菓子。一方、バウムクーヘンの本場であるドイツでは、一部の地域を除いて、バウムクーヘンそのものを街で見かけることがないのだとか。そのため、日本で初めてバウムクーヘンを食べるドイツ人の方もいるそうです。驚きですね!

今年で4回目「バウムクーヘン博覧会」開催!

今年で4回目となる「バウムクーヘン博覧会」がバウムクーヘン発祥の地「広島」とユーハイム本社のある「神戸」で開催されています。このバウムクーヘン博覧会は、「バウムクーヘンのみ」に焦点が当てられ、日本全国のご当地バウムクーヘンの食べ比べや購入、小さなバウムクーヘンの焼き体験もできるそうです。なお、博覧会で並ぶバウムクーヘンは120種類もあるそうです。既に開幕している神戸そごう店ではオープンと同時に大行列だとか。バウムクーヘン人気が伺えますね。関西、中国地方にお住いの方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
◆バウムクーヘン博覧会◆
会場:そごう神戸店
日時:2019年2月28日(金)〜3月6日(水)10:00〜20:00(最終日は18:00閉場)
詳細:そごう神戸店ホームページ
会場:そごう広島店
日時:2019年3月19日(火)〜3月24日(日)10:00〜20:00(最終日は17:00閉場)
詳細:そごう広島店ホームページ
なお、会場内でのイベントについての受付時間は開催時間とは異なりますので、各会場ホームページにて詳細をご確認ください。
◆バウムクーヘン博覧会ホームページ