本日2月27日は女性雑誌の日。その由来は、ロンドンで1693年に世界初の女性向け雑誌「ザ・レディース・マーキュリー」が創刊となったことによるものだそうです。この雑誌は、女性ならではの恋愛や結婚相談などを取り上げ、当時のイギリスで大人気となりました。ちなみに、女性向け世界初のファッション雑誌はパリで誕生したのだそうです。また、日本で初の女性による女性誌の創刊は、1911年の「青鞜」で、平塚らいてうが発刊の辞を、与謝野晶子が発刊の詩を寄せました。さて、女性雑誌の日の今日は、近年の雑誌の種類についてご紹介します。

日本で発行されている雑誌の種類とは?

現在、日本で発行されている雑誌の「雑誌ジャンル・カテゴリ区分」をご存じですか?日本雑誌広告協会・日本雑誌協会・日本ABC協会、それぞれの協会に加盟している雑誌を対象に作成された雑誌の分類のことで、その数、ざっと62区分。例えば、男性誌・女性誌(この区分は世代別にも分類されています。総合月刊誌・一般週刊誌・写真週刊誌・テレビ情報誌・ナチュラルライフ誌・子供誌・アウトドア誌等々、書店でよく目にする雑誌はほぼ、分類対象の雑誌となっていることと思います。そして、この3協会に登録されている紙媒体の雑誌に加え、Webマガジンをあわせると、その数約990件にも上るそう。加盟対象となっていない雑誌も存在しますので、実際に流通している雑誌はさらに多いと言えます。

その人の愛読雑誌で、趣向やこだわりがわかる?

雑誌にもそれぞれにコンセプトがあり、それを知ることで自分の趣向にピッタリの雑誌を探すにも役立ちます。では、人気の女性雑誌でいくつかご紹介しましょう。女性ヤングアダルト誌から「an・an」は「すべての女性の好奇心に応えるウィークリーマガジン」。「リンネル」は「ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!」。「Oggi」は「働く30歳からは、仕事もおしゃれも“今日”が一番楽しい!」。「BAILA」は「大人の可愛げスタイル!」。「装苑」は「若者のクリエートしたい気持ちを応援する柔軟な発想のファッション誌」。「美人百花」は「コンサバより若くて華やか、ギャルより可愛くてリッチ!」
いかがでしたか?それぞれ違いがあって面白いですね。男性がこのような雑誌を直接手に取る機会は少ないと思うのですが、女性の世代別のこだわりも垣間見られて、女性を理解する一つの参考になるかも知れません。
参考:◆日本雑誌広告協会