この連休は各地、寒波に覆われた日本列島。雪も各地で観測され、また春が遠のいた気分ですが、春は確実に近づいています。
2月12日は、JA全農おかやまが岡山県の特産の黄ニラのPRのために制定した黄ニラ記念日です。
<に(→2)っこりいい(→1)ニ(→2)ラ>の語呂合せと、2月に旬を迎え美味しく食べられる時期になることから、2月12日が選ばれました。
これから春野菜がスーパーなどに並べられる季節ですね。是非旬を楽しみましょう。

柔らかいのにシャキシャキ、クセがなく筆者も好きな食材です
柔らかいのにシャキシャキ、クセがなく筆者も好きな食材です

旬な黄ニラで春のメニューにチャレンジ

黄ニラは、品種名ではなく、成長中覆いを被せて光を当てないことで軟白化させ薄黄色に育てたニラの一つの呼び名だそう。ニラ独特の臭いがなく、柔らかく、甘みがあります。日本では岡山県が主な産地です。
臭いがなく柔らかくクセが無いので、火を通さず生で食べられます。サラダはもちろん、細かく刻んで冷奴のトッピングにしたり、納豆と混ぜて食べるのも手軽でオススメです。生春巻きの具にも良いですね。
火を通す場合はサッと。せっかくのシャキシャキ感を損なわないよう、強火でサッと炒めるのがコツだそう。元々中華食材で、淡白でほんのり甘みもあるのでゴマ油とも相性抜群です。茹でてお浸しにする場合もサッと火を通すだけでOKです。
また、ニンニクに含まれる栄養素として脳の老化防止や記憶力アップに効果があると言われている注目の「アホニン」という成分も黄ニラには含まれるているそう。「アホニン」はすりおろしたり熱を通しすぎると成分が弱まってしまいますが、サッと火をとおすだけで食べられる黄ニラは「アホニン」を摂取するのには向いているかもしれませんね。
通常のニラより希少性が高い為、少々お値段ははりますが、旬の時期一度は食したい食材です。

他にもあります、カラフル春野菜

春を感じる野菜といえば、菜の花も。鮮やかなグリーンと穂先の黄色が鮮やかで、食卓に彩りを与えてくれますね。定番は、辛子和え。菜の花特有の程よい苦味とカラシの辛さが相性ぴったりで、筆者も大好きなメニューです。
また、この程よい苦味は豚肉の甘い脂身とも相性抜群。ベーコンとサッと炒めてパスタと和えたり、サッと茹でて豚バラ肉の薄切りで巻いて焼いた肉巻きも美味しいですね。春のお祝い事に欠かせないちらし寿しのトッピングにも。
アスパラガス、春キャベツ、スナップえんどう…春に旬を迎える野菜はみずみずしく、シャキシャキとしたものが多いですね。もう少し寒い日が続きそうですが、食卓には少しずつ春の息吹きが感じられるメニューが増えそうですね。

菜の花も野菜売場にたくさん並び始めました
菜の花も野菜売場にたくさん並び始めました