美術館で心癒された経験は、お持ちですか? 今回は、東日本エリアにある「空間そのものが心地よい」と評判の美術館をご紹介します。歴史ある建物の中で、作品と対話する贅沢な時間を過ごしたり。ふだん忘れかけていた感覚を蘇らせたり。手仕事の豊かさや温もりに励まされたり。人の創る美と自然の美を同時に味わったり…! 心地よい空間に身を置いて、ゆったりした時間を楽しんでみませんか。

美しい眺めも大きな魅力♪
美しい眺めも大きな魅力♪

世界遺産!スゴくてゆったり過ごせる常設展がおすすめ/国立西洋美術館(東京都台東区)

■国立西洋美術館
上野公園にある、西洋の美術作品を専門とする国立美術館です。ル・コルビュジエにより設計された建物も有名ですね。人気の企画展のイメージしかない方も多いかもしれませんが、じつは常設展がスゴいのです! ゆったり絵画と対話を楽しむなら、むしろこちらがおすすめ。落ち着いた空間には、中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、ロダンを中心とするフランス近代彫刻が年間を通じて展示されています。何度も会いたくなるお気に入りの作品や寛げるスポットが、きっとみつかりますよ。毎月の第2・第4土曜日など、入館無料の日もあります。お仕事帰りやお休みの日に、ぜひ気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?
■所在地:東京都台東区上野公園7-7
■問い合わせ:03-5777-8600
■HP:http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
■営業時間:9:30~17:30
※毎週金曜日・土曜日は9:30~20:00(常設展・企画展とも)
※入館は閉館の30分前まで
※時間延長期間あり(~21:00)。詳細は公式サイトを参照
■料金:常設展観覧料/一般 500円、大学生 250円、高校生以下および18歳未満は無料
※無料観覧日あり
※企画展は別料金で展覧会ごとに異なります
■アクセス:JR線「上野」駅より徒歩1分 他
※詳細は公式サイトをご参照ください
東京都のお出かけスポット天気

※画像はイメージです
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感じる展示空間!忘れがちな感覚に大人も活性化する/感覚ミュージアム(宮城県大崎市)

■感覚ミュージアム
見る・聞く・触れる・味わう・嗅ぐといった、私たちの持っている"五感"をテーマとするミュージアムです。小さな子から高齢者まで、ふだん忘れがちな感覚を楽しく再認識することができますよ。館内はダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)、その2つの空間を繋ぐトラバースゾーンで構成されています。展示を通して制作者と体験者の仮想的な「対話」を体験したり、精神感覚をテーマにした展示や演出空間で日常の感覚を徐々に忘れ「瞑想」の世界へと誘われたり…大人も思わず引き込まれる不思議な展示がいっぱいです!
■所在地:宮城県大崎市岩出山字下川原町100
■問い合わせ:0229-72-5588
■HP:http://www.kankaku.org
■営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
■料金:一般 500円、高校生 300円、小・中学生 250円、幼稚園以下無料
■アクセス:JR線「岩出山」駅より徒歩約7分 他
※詳細は公式サイトをご参照ください
宮城県のお出かけスポット天気

※画像はイメージです
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「ジブリ」展も開催中!ガラスのつくる美しい空間/富山市ガラス美術館(富山県富山市)

■富山市ガラス美術館
知る人ぞ知る「ガラスの街」、富山にある現代グラスアートを中心とした美術館です。常設のインスタレーション(空間芸術)作品やコレクション展で、ガラスのつくる美しい世界を堪能できますよ。また、2019年2月24日(日)まで特別企画展『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~』も開催中。「スタジオジブリ」の歩みとその世界観が紹介されています。富山展限定のオリジナルガラス作品「ジブリの幻燈楼」は必見! ガラスならではの温もりが伝わってくる、ここだけのジブリ空間をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
■所在地:富山県富山市西町5-1
■問い合わせ:076-461-3100
■HP:http://toyama-glass-art-museum.jp
■営業時間:常設展・企画展/9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで)
■常設展観覧料:一般・大学生 200円
※企画展は別料金で展覧会ごとに異なります
■アクセス:JR線「富山」駅より市内電車環状線「グランドプラザ前」下車 徒歩約2分 他
※詳細は公式サイトをご参照ください
富山県のお出かけスポット天気

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目の前が海!谷内六郎の昭和ノスタルジーに包まれて/横須賀美術館(神奈川県横須賀市)

■横須賀美術館
海のそばにある美術館です。県立観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、目の前には東京湾が広がります! 館内でも常に周囲の自然が感じられるよう、天井や側面に大小の丸穴が開けられ、開放的な空間になっていますよ。中庭からは、浦賀水道を行き交う船や、晴れた日には房総半島まで見渡せて、本当にゆったりした気持ちのいい時間を過ごすことができます。谷内六郎館では、『週刊新潮』の表紙絵を中心に、関連作品や資料も併せて展示。懐かしい郷愁あふれる昭和の世界にキュンとなる世代の方には、とくにおすすめです。
■所在地:神奈川県横須賀市鴨居4-1
■問い合わせ:046-845-1211
■HP:http://www.yokosuka-moa.jp/index.html
■営業時間:10:00~18:00
■常設展観覧料:一般 310円、高校生・大学生・65歳以上 210円、中学生以下無料
※観覧料には谷内六郎館も含まれます
※企画展は別料金で展覧会ごとに異なります
■アクセス:京浜急行線「馬堀海岸」駅よりバス 他
※詳細は公式サイトをご参照ください
神奈川県のお出かけスポット天気

いかがでしたか? 「お出かけスポット天気」で、お近くの施設もぜひチェックしてみてくださいね!
<注意事項>
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■展示内容や館内ルール、営業日時・アクセス・料金など施設やイベントの詳細は、お出かけ前に公式サイトで最新の情報を必ずご確認ください

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