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5月1日から新元号!元号の歴史を振り返る

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新元号の発表が待ち遠しい……!

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改元にはさまざまな理由があった

改元にはさまざまな理由があった

元号にもなった慶雲とは、どんな雲だったのでしょう……

元号にもなった慶雲とは、どんな雲だったのでしょう……

平成の名の入ったカレンダーも最後

平成の名の入ったカレンダーも最後

平成が終わろうとしています。世代ごとにそれぞれの感慨はあるかと思いますが、あっという間に過ぎ去った……と感じる方が多いのではないでしょうか。
政府は、改元に伴うシステム改修など準備期間のため、前倒しで4月1日に新元号を公表するとしています。
新元号はどのような名前になるのか、それを待つのも楽しみの一つでしょう。そこで、5月1日からの新元号を前に、元号の歴史について振り返ってみましょう。

改元には災いから新たに復活しようとする願いが込められている!

日本の元号の数をご存知ですか。645年の「大化(たいか)」からはじまった元号の数は、247。大化から空白の時代もありましたが、大宝律令が完成した701年に「大宝(たいほう)」が元号となって以来、ずっと続いています。
「明治」「大正」「昭和」「平成」のように、天皇とともに一つの元号がある「一世一元(いっせいいちげん)」は、明治時代に制度化されたものです。
247ある元号のなかで「平成」は、歴代4位の長さになります。歴史的にみると平成の時代は長かったのですね。最短で終わったのは1238年の「暦仁(りゃくにん)」で、2カ月半あまりでした。
明治より前は天皇の代替わりのときだけでなく、戦乱、天災飢餓や疫病などの災いを断ち切るために改元を行いました。平安時代にはハレー彗星の出現を天変地異と考え「永祚(えいそ)」(989年)と元号を変えたこともあります。
また、江戸時代にはペリー来航などがあり「安政(あんせい)」に改元しました。そう考えると、改元前の出来事がいかに世を混乱させたか、そして、改元に祈りが込められてきたかが想像できます。

「永」「元」「天」「治」「応」が多く使われてきた漢字。なかには漢字4文字も

元号は漢字二字が決まりのように思われますが、奈良時代のみ下記のように、漢字四文字の時代がありました。
「天平感宝(てんぴょうかんぽう)」
「天平勝宝(てんぴょうしょうほう)」
「天平宝字(てんぴょうほうじ)」
「天平神護(てんぴょうじんご)」
「神護景雲(じんごけいうん)」と
いずれも文字からめでたさが伝わってくる名前ばかりです。このころは、「祥瑞(しょうずい)改元」といい、よいことが起こる兆しがあると改元する例も多く見られました。たとえば飛鳥時代には、縁起のいい雲が現れたことから「慶雲(けいうん)」と改元されています。
さて、これまで多く使われてきた漢字は
1位 永 29回(ex.永保、安永、永和)
2位 元、天 27回(ex.元慶、元禄、天平、天長)
4位 治 21回(ex.大治、宝治、万治)
5位 応 20回(ex.嘉応、応徳、応仁) となっています。
ほかにも 安、長、和、正、明なども多く、今も昔も変わらぬ、安泰な世を願う気持ちが漢字に込められていることが伝わってきます。

国民の理想としてふさわしい意味を持つ文字が求められる

現在の元号の基本的な基準を見てみましょう。
●漢字二文字
●書きやすい
●読みやすい
●これまでに元号や贈り名(追号)に用いられていない
●俗用されていない……などがあります。
ちなみに平成には「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味が込められていました。
さて、新しい元号にはどのような想いが込められた名前になるのか。新元号がどのような名前であれ、平和で安定した時代になってほしいですね。
●参考/北日本新聞1月3日朝刊


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