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気になる犬の夏太り。あなたの愛犬は大丈夫?

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僕って太っている?

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ダイエットってどうすればいいの?

ダイエットってどうすればいいの?

今夏の猛暑で食欲が減退し、知らず知らずのうちに「夏やせ」している方も多いようです。その逆に、犬が「夏太り」してしまう現象をご存じですか? その原因は、暑さで毎日のお散歩ができないことや、お散歩する距離が減ることで運動不足になってしまうから。
運動量が減ったうえに、涼しい室内でいつも通りの量の餌を食べて、さらにおやつをあげていたら……体重はますます増えてしまいますよね。では、愛犬が夏太りしてしまった場合、どうしたらよいのでしょうか? 今回は「犬の夏太り」について考えたいと思います。

愛犬が太っているのか、いないかを把握する2つの方法

犬が太っているかどうかの基準は簡単に知ることができます。
まず、愛犬が太っているかどうか知りたい人は、下記の方法を実践してみましょう。
■チェック方法1 定期的な体重測定を!
毎月、定期的に体重測定をして、犬の体重増減を把握しましょう。ペット用のデジタル体重計なら5グラム単位で増減が把握できるので、とても便利です! ただし適正体重は一頭一頭違うので、増減の把握が難しい場合は体形から判断を! 同じ犬種で年齢が近いワンちゃんと比較して、太り気味なら要注意です。
■チェック方法2 犬のボディコンディションスコアを知りましょう
犬の体形を知る目安に「ボディ・コンディション・スコア」という評価方法があります。これは「痩せ」「やや痩せ」「理想的」「やや肥満」「肥満」の5段階で評価されるもの。愛犬の体を見る、または触るなどして、常に確認してあげることが大切です。
では「ボディ・コンディション・スコア」の5段階評価を具体的に見ていきましょう。
○痩せ○
肋骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。触っても脂肪が分からない。腰のくびれと腹部の吊り上がりが顕著。
○やや痩せ○
肋骨が容易に触る。上から見て腰のくびれは顕著で、腹部の吊り上がりも明瞭。
○理想的○
過剰な脂肪の沈着なしに肋骨が触れる。上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。横から見て腹部の吊り上がりが見られる。
○やや肥満○
脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。腹部の吊り上がりはやや見られる。
○肥満○
厚い脂肪におおわれて肋骨が容易に触れない。腰椎や尾根部にも脂肪が沈着。腰のくびれはないか、ほとんど見られない。腹部の吊り上がりは見られないか、むしろ垂れ下がっている。
※のボディコンディションスコア引用 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために」

1週間で現体重の1〜1.5パーセントくらいの減量が目安

人間と犬のダイエット法は、大きな違いがあります。
私たち人間がダイエットをしているときは、「1カ月や○週間でマイナス何キロ」と、体重を減らすことに意識がいきがちですが、犬のダイエットの場合は体重ではなく、現体重に対してのパーセンテージ計算からスタートします。つまり、時間をかけてゆるやかに減らすことが、愛犬の体に負担をかけにくい方法になるのですが、例えば……、
□軽度〜中度の肥満の愛犬の場合 → 一日のフードの量を通常の30~40%減らす
この数値を目安に体重変化をチェックしましょう。ただし、与えるフードの量を40%以上減らすといった急激なダイエットは、愛犬の体に悪い影響を与える危険がありますので、十分ご注意ください。
ちなみに、愛犬のダイエットについての目安&適度なペースとして獣医師が推奨するものは……、
□1週間で現体重の1〜1.5パーセントくらいの減量を目標に設定
□体重の15パーセントを減らす期間は、焦らず、約8週間(2カほど)かける
こうしたスローペースで、体重の15パーセントを減らすと体にかかる負担は少なくなります。

夏太りした愛犬に実践したい、2つの有効なダイエット法

次に、気になるダイエットのコツをご紹介しましょう!
■ダイエット法1 キホンの「キ」。やっぱり運動が大切!
●犬種の特性を踏まえたうえで、運動プログラムや散歩のメニューを考えましょう。何より簡単なのは、長時間の「のんびりウォーキング」です。その際、フラットな歩道や公園だけでなく、いつものコースを少しそれて坂道を散歩してみる、または階段をのぼり下りしましょう。
●プールや、夏場の海や川での水泳もダイエットに向いています。水には浮力があるので、関節を痛めることなく運動ができます。その際、犬ようのライフジャケットやロングリードを着けて、目を離さず、監視しながら泳がせてあげましょう。
■ダイエット法2 運動+食事制限を!
●犬は基本、早食いですね。でも、ただ食事量を減らすだけではなく、いつもの食事量でも「早食い防止の食器」を取り入れるなどの工夫をして、ゆっくり食べる習慣をつけるのもよいでしょう。
●食事のカロリーだけではなく、素材にこだわり、いつものボールやクッキーなどのおやつを野菜にかえるだけでダイエット効果はアップ。とはいえ、適度な水分補給もダイエットには欠かせませんので、その点、十分気をつけてくださいね。
●手作りごはんを作られている場合は、油や炭水化物を与え過ぎていないかなど食材を見直してみましょう。おすすめは腸内環境を整えてくれる発酵食品、肥満を防いでくれる効果が期待できる低GI食材、食物繊維が豊富な食材です。
── 犬は自分で体重管理ができないので、飼い主さんの管理能力が頼りになります。特に運動量が減ってしまう夏場は、夏太りにならないように十分に愛犬の体調や体重に目をかけてあげてくださいね。同時に、飼い主さん自身も夏太りにならないよう、愛犬と一緒に体重管理を(笑)!


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