夏真っ盛り! すでに夏休みの思い出がたくさんできた方も多いのではないでしょうか。
でも、そんな思い出とともに顔や肩、腕などに日焼け跡は残っていませんか? 実は目に見えるところだけでなく、頭皮もしっかり日焼けしていることがあります。あるいは通勤・通学の時間だけで頭皮が日焼けしてしまうことも……。
あまりの暑さに最近は「日傘男子」も話題ですが、日傘や帽子なんて面倒くさい!と感じている人は、抜け毛につながることもあるので、この時季こそしっかりケアしてくださいね。

自分の頭皮の状態、最近、確認しましたか?
自分の頭皮の状態、最近、確認しましたか?

自分の「いまの頭皮の状態」をチェックしましょう

屋外のいる時間が短い、最近は屋外レジャーに出かけていない……。実はそんな人でも、実は短時間の外出だけでこの時季は日焼けをするもの。そこでまずは、次の8つのチェック項目で、自分の頭皮の状態を確認してみてください。
チェック1・海水浴やプールに行ったとき、帽子をかぶっていなかった
チェック2・アウトドアのスポーツなどで、屋外で数時間過ごす日が週に何度かある
チェック3・外出時に、帽子や日傘を使う習慣がない
チェック4・普段から日焼けに無頓着
チェック5・仕事や通勤・通学で、外を1時間以上歩くことが多い
チェック6・どちらかというと汗っかきのほうだ
チェック7・髪が濡れたまま眠ってしまうことが多い
チェック8・髪を洗ったあとはドライヤーを使わず自然乾燥
該当する項目はいくつありましたか?
3つ以上当てはまった場合、頭皮ケアに早急にとりかかりましょう!

日々のちょっとの日焼けの積み重ねが、頭皮ダメージに!
日々のちょっとの日焼けの積み重ねが、頭皮ダメージに!

日焼けケアや対策を怠ると、秋の薄毛が進行!?

ご存じの通り、肌だけでなく頭皮にもダメージを与える紫外線。頭皮の毛穴には、髪を新たに育む毛母細胞がありますが、紫外線はその毛母細胞の機能を損ない、正常に働かせない(うまく発毛できない)状態にしてしまう危険性があるのです。
さらに、紫外線を浴びると頭皮は硬くなり、髪の成長環境を損なうことも! こうした要因から頭皮が紫外線を浴び続けると、知らず知らずのうちに薄毛の原因を抱え込んでしまい、気づいたときは「薄毛が進行」ということに!
さらに、汗をかくことが多い夏は、常に頭皮が濡れた状態になりがちです。そのうえ帰宅後にシャワーを浴びて、ベッドでぐったり……。髪を乾かさずに濡れたままで就寝すると、頭皮に細菌が繁殖し、臭い、抜け毛、かゆみの発生原因に! そうならないために、次の項で紹介するケアを日々実践しましょう。

髪が短い人もドライヤーは必須。頭皮もしっかり乾かしましょう
髪が短い人もドライヤーは必須。頭皮もしっかり乾かしましょう

いまケアしないと、2〜3カ月後に抜け毛が増える!?

実は抜け毛には時間差があって、この時季に紫外線を浴び続けたとしても、あるいは、シャンプー後に頭皮や髪が濡れたまま眠ってしまっても、髪にはあまり変化がないように感じます。
しかし、夏の時季の頭皮ケアを怠ると、恐ろしいことに2〜3カ月後になって、急に抜け毛が増えることに! つまり 、頭皮ダメージが夏に蓄積されることで、秋から冬にかけて抜け毛が現れかねないのです。
【夏の頭皮のケア法】
・(外出先)長時間外にいる場合、日傘や帽子などで日焼け予防
・(外出先)日焼け止めを頭皮や髪にも使う
・(外出先)出先で汗をかいたら、頭皮もハンカチなどで汗を拭き取る
・ (自宅)その日の汚れは翌日に持ち越さず、毎日シャンプーを
・ (自宅)日焼けで赤みが生じた場合、頭皮を冷やすように温度の低いシャワーを
・ (自宅)優しくマッサージするようにシャンプーを。ゴシゴシ洗浄はNG
・ (自宅)タオルドライ後、育毛剤や頭皮美容液などをつける
・ (自宅)シャンプー後、すぐにドライヤーで髪と頭皮を乾かす
・ (自宅)最後の仕上げに、ドライヤーで髪と頭皮に冷風をかける

育毛剤などを活用して、頭皮環境を整えてあげましょう
育毛剤などを活用して、頭皮環境を整えてあげましょう

── 男性・女性を問わず、ヘアサイクルの乱れを整える効果や、保湿・抗炎症の働きが期待できる育毛剤や頭皮美容液を活用して、夏場の頭皮ダメージによる秋の抜け毛・薄毛、フケ・かゆみ防止を心がけましょう。何より、頭皮ダメージをうけやすい夏にこそ、頭皮環境を整えてあげることが大切なので、今夜から早速ケアに取りかかってみてくださいね。