関東では早くも梅雨明けし、いよいよ夏本番! 冷たいおやつがおいしい季節ですね。市販のアイスクリームもいいけれども、自宅でもおいしいフローズンデザートを簡単につくることができることをご存じですか。材料にフルーツやヨーグルトなどを使用すれば、とってもヘルシーなうえ、子どものおやつにもぴったりです。
夏休みももうすぐですので、夏休み前に一度フローズンデザート作りにトライして(手順をマスターして)、夏休み中に自宅に遊びに訪れた子どもの友達や、ママ友、親戚などの身内の方にも毎日でも食べたくなる、おいしくて楽しいフローズンデザートをふるまってみては!

冷凍するだけ!【 フルーツシャーベット】作りにトライ!

好みのフルーツを食べやすい大きさに切り分けて冷凍すれば、おいしいシャーベットが手軽かつ簡単につくれます。
材料を選択する際のポイントは、冷凍すると味が薄くなるので、味の濃い果物がおすすめ!
夏の季節であればベリー類、バナナ、マンゴー、パイナップル、グレープフルーツ、キウイ、メロンなどが向いています。また、種や皮があるフルーツを冷凍すると食べにくいので、種や皮はあらかじめ取り除いておきましょう。
材料を購入してきたら、適当な大きさに切ってパウチ付きの密閉袋に入れて冷凍するだけ。これなら簡単ですし、急な来客にも対応できますね。

そのまま食べるのはもちろん、牛乳や果汁100%のジュースと一緒にミキサーにかければ、シャリシャリ食感のスムージーに!
そのまま食べるのはもちろん、牛乳や果汁100%のジュースと一緒にミキサーにかければ、シャリシャリ食感のスムージーに!

水切りヨーグルトで簡単! 【ヨーグルトバーク】作りにトライ!

ヨーグルトバークとは、ヨーグルトを使った手作りアイスのこと。
アメリカで流行し、薄い板を割ったような形状が木の皮(バーク)に似ていることから、この名前が付いたそうです。水切りヨーグルトにフルーツをトッピングするだけというシンプルさで、思い立った時にすぐに作れるのもうれしい限り。ぜひ試してみてください。
ヨーグルトバークの材料(2人分)
●プレーンヨーグルト/300g  ●はちみつ/大さじ1 ●フルーツ、ドライフルーツ 、ナッツ/好みで3~4種類
ヨーグルトバークの作り方
【1】ボウルにザルをのせて、クッキングペーパーを敷き、プレーンヨーグルトを入れてつつんだら、重しを乗せて冷蔵庫に1時間以上置いて水を切る。
【2】【1】にはちみつを加えてよく混ぜ、ワックスペーパーを敷いた底が平らな容器に入れて、1センチ程度の厚さにならす。
【3】好みのフルーツ、ドライフルーツ、ナッツなどを彩りよく並べて、ラップをして冷凍庫で4時間以上凍らせてから、切り分けて食べる。

プレーンヨーグルトに重しをのせて、水切りヨーグルトを作りましょう
プレーンヨーグルトに重しをのせて、水切りヨーグルトを作りましょう

子どもも喜ぶ!【手作りアイスキャンディ】作りにトライ!

100円ショップなどでアイスキャンディの型を見かけた方も多いはず。最近ではいろいろな種類があるので、好みのものを選んで、手作りアイスキャンディを作りましょう。
市販のジュースをそのまま凍らせて作ることもできますが、手作りアイスキャンディを作る時には、ちょっとしたコツがあります。
それはゼラチンを入れること!
ジュースだけで作ったアイスキャンディは、かたくて食べにくいうえに、溶けやすい難点があるのですが、ゼラチンを入れると食べやすく、溶けにくくなります。
手作りアイスキャンディの材料(4本分)
●好みのフルーツ(3~4種類)/250g程度 ●サイダー/120㏄ ●ゼラチン/2g
作り方
【1】フルーツを型に入る大きさにカットする。厚さは5mm程度がおすすめ。
【2】ゼラチンを大さじ1程度のお湯で溶かして、粗熱を取り、サイダーに加える。
【3】アイスキャンディの型にフルーツを入れ、【2】を注いで棒を差したら、冷蔵庫で一晩ほど凍らせる。

サイダーの代わりにリンゴジュースでも! 透明感のあるジュースで作れば、果物の色がキレイに映えます
サイダーの代わりにリンゴジュースでも! 透明感のあるジュースで作れば、果物の色がキレイに映えます

── フルーツを使ったフローズンデザートなら、ビタミンやミネラル、食物繊維などがまるごととれて健康的。いつもより、ちょっと特別なおやつタイムになりますね。おいしく食べて、元気に楽しく、暑い夏を乗りきりましょう。