みなさん大型連休はどのように過ごされましたか? 遠出をされた方も多いと思いますが、新幹線車内では通路に立っている人も多く、高速道路も数十キロの大渋滞……、これでは移動だけで体力を消耗してしまいますが、これもまた日本ならではの風物詩ですね。
一方、連休中は遠出をせずに自宅で過ごす方も最近は増えているようです。そこで今回は、初夏の花が楽しめるおすすめスポット【東京編】をご紹介! 遠出派も在宅派も気軽に行けるうえに、癒し効果バツグンの「花」を観に出かけてみませんか。

晴れた日のアジサイも素敵!
晴れた日のアジサイも素敵!

堀切菖蒲園(葛飾区)

江戸名所のひとつとして、古くから知られる堀切の花ショウブ。海抜0メートル地帯の堀切は、昔から湿潤な土地としてショウブの栽培に適していたことから、堀切の花ショウブは「江戸百景」にも数えられ、浮世絵にも描かれています。
有名な「堀切菖蒲園」では、6月上旬から中旬頃まで200種・6000株の花ショウブが楽しめ、花の季節に合わせた6月上旬頃「葛飾菖蒲まつり」も開催されます。多くの方が訪れる人気スポットですので、お出かけの際は事前にHPをチェックしてください。
堀切菖蒲園
●所在地:東京都葛飾区堀切2-19-1
●アクセス:京成電鉄「堀切菖蒲園駅」から徒歩約10分
●時間:9:00~17:00 ※6月1日~25日までは8:00~18:00
●料金:無料
※詳細は「葛飾区」の公式HPをご確認ください

入園無料で200種6000株の花ショウブが楽しめる!
入園無料で200種6000株の花ショウブが楽しめる!

都電荒川線沿線のバラ(荒川区)

三ノ輪橋(荒川区)から早稲田(新宿区)の区間12.2キロメートルを走る都電荒川線。
荒川区を約4.8キロメートルにわたって横切り、そのうち約4キロメートルの区間に約140種・13000株の色とりどりの見事なバラが咲き誇ります。見ごろは6月上旬頃までで、特に「荒川遊園地前停留所」から「荒川車庫前停留所」までの区間、「三ノ輪橋停留所」「町屋駅前停留所」の周辺が、おすすめスポットです! 徒歩で観賞するもよし、都電荒川線に乗って観賞するもよし! 美しさを競い合うバラを愛でて、疲れた心を癒しちゃいましょう!
都電荒川線沿線のバラ
●所在地:都電荒川線沿線(荒川区南千住~西尾久間)
●アクセス:三ノ輪橋停留所~荒川車庫前停留所周辺
※詳細は「荒川区」の公式HPをご確認ください

都電沿線に広がるバラの名所
都電沿線に広がるバラの名所

府中市郷土の森博物館(府中市)

府中の歴史・民俗・自然を楽しみながら学べる「府中市郷土の森博物館」。
一年を通して四季折々の花を観ることができ、5月はツツジやアヤメ、6月はアジサイなどが見ごろを迎えます。お花を楽しみながら広い園内をゆっくり散策するのもおすすめですが、5月2日にリニューアルオープンしたばかりのプラネタリウム(有料)も見逃せません! 花観賞とあわせて、迫力ある星空や映像もぜひお楽しみください。
府中市郷土の森博物館
●所在地:東京都府中市南町6-32
●アクセス:京王線・JR南武線「分倍河原駅」から徒歩約20分
●時間:9:00~17:00 ※月曜日は休館日(休日にあたる場合は翌日)
●料金:大人300円、中学生以下150円
※詳細は公式HPをご確認ください

水車小屋周辺はアジサイが咲くスポット!
水車小屋周辺はアジサイが咲くスポット!

国営昭和記念公園(立川市)

花や植物の名所といえば、そう「国営昭和記念公園」です!
5月中旬からはツツジ、ポピー、スイレン、6月からは花ショウブ、アジサイなどが見ごろを迎えますが、土日には各種イベントも開催されていますので、開花情報とあわせて事前にチェックしてみてくださいね。
この時季に国営昭和記念公園を訪れるのであれば、園内の花の見どころ(約5キロメートル)の各チェックポイントを歩いてまわる「春の健康お花見ウォークラリー」は外せません。ラリーは5月27日まで開催中しているものの残り10日ほどなので、今週末は「国営昭和記念公園」へGO!
国営昭和記念公園
●所在地:東京都立川市緑町3173
●アクセス:JR中央線「立川駅」から徒歩約10分
●時間:9:30~17:00 ※9月30日までの土日祝は18:00まで
●料金:大人450円、小・中学生は無料、65歳以上210円
※詳細は公式HPをご確認ください

日本を代表する「花」の国営公園
日本を代表する「花」の国営公園