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「未来をつくるために、学ぶ」をサポートするSDGs for schoolとは

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季節が進んだり戻ったりを繰り返すようなお天気ですが、いかがお過ごしでしょうか。さて、本日はアースデイ。各地で様々なイベントが行われていますが、参加したことのない方でも、アースデイという言葉はご存知ではないでしょうか。今回ご紹介したいのは、アースデイ東京2018にもブースを構えるSDGs for Schoolというプロジェクトです。日本では、2015年に国連で採択された193ヵ国共通の目標SDGsを受け、教育の場で子供達にその内容を伝え学ばせ、世界の視点で考え、意見を持てる人材が育つような教育を求められています。その教育現場のサポートとして、世界共通の目標を、子供達にわかりやすく伝えるための教材を作ったのがSDGs for School。その教材はこの4月に、全国各地から希望された約100校へ配られ、ゴールデンウィーク明けには、一般にも販売予定だそうです。今回は、国連で採択された世界共通の目標と、SDGs for Schoolについてご紹介します。

国連で採決、SDGs=持続可能な開発目標とは

2015年9月に国連で採択された「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」をご存知ですか?これは、国連の場で193ヵ国が全会一致で賛成した、持続可能な社会を作るための目標です。世界を変えるための17の目標とも言われており、世界での問題や課題を解決するためのもので、2016〜2030年の15年の間に各国で具体的な目標を数値化し実行、その進捗も各国によって報告されていくそうです。難しい話で、ピンとこない方もあるかもしれませんが、世界が足並みを揃えて地球上の課題に具体的に取り組む合意を得たことは、これまでに類を見ないことで、歴史的に大事な局面を私たちは迎えていると言えそうです。

193ヵ国全会一致、世界を変える17の目標とは?

世界を変える17の目標は次の通りです。「1.貧困をなくそう、2.飢餓をゼロに、3.すべての人に健康と福祉を、4.質の高い教育をみんなに、5.ジェンダー平等を実現しよう、6.安全な水とトイレを世界中に、7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに、8.働きがいも経済成長も、9.産業と技術革新の基盤を作ろう、10.人や国の不平等をなくそう、11.住み続けられるまちづくりを、12.つくる責任つかう責任、13.気候変動に具体的な対策を、14.海の豊かさを守ろう、15.陸の豊かさも守ろう、16.平和と公正をすべての人に、17.パートナーシップで目標を達成しよう」詳しくは国連のホームページなどをご覧いただきたいのですが、これら17の目標を実現させるために、さらに細かな169のターゲットというものが設定されています。

学校や先生をサポートする、SDGs for School

もちろんこの日本でも、国連の採択を受けて様々な動きがあるのですが、そのひとつに教育への影響があります。平成29年3月末の新学習指導要領の公示には、あらゆる分野で「持続可能な社会への視点」という言葉が加えられ、その視点を持ち、考え工夫ができるような教育がなされるようにと推進されています。これら世界で起こっていることを子供達にどう伝えたら良いか悩まれた教職員の方々は少なくないはずです。そこで、立ち上がったのが、SDGs for Schoolというプロジェクト。SDGsとは何か、子供達がその内容を理解し、その視点を持ち、自分なりの考えや意見を地域や大人との対話のきっかけとなる教材を作りました。SDGsのその先を生きる子供達が、心を動かし次のアクションを生んでゆくことをゴールとしているそうです。この新年度に、希望された100校へ冊子が配られ、ゴールデンウィーク明けには市販品として販売もされるそうです。詳細はSDGs for schoolのホームページを見ていただきたいのですが、今回のアースデイ東京2018にもブースを構えているので、イベントに参加をお考えの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。世界を変える17の目標も、日本の教育現場で起こっていることも、私たちが住む地球上での課題であります。直接的な解決に手が届かなくても、子供達と同じ視点で語り合えるようになるだけでも、地球について考える、確かな一歩ではないでしょうか。


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