知っているようで知らない地球トリビア1〈地球の基礎知識・大きさ、重さ〉 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

知っているようで知らない地球トリビア1〈地球の基礎知識・大きさ、重さ〉

このエントリーをはてなブックマークに追加
tenki.jp
意外と知らない地球の話。古くから人は地球を知るために知恵を絞ってきました

意外と知らない地球の話。古くから人は地球を知るために知恵を絞ってきました

地球のかたちは完全な球体ではなく洋ナシのようなかたち

地球のかたちは完全な球体ではなく洋ナシのようなかたち

ニュートンの万有引力の法則によって導き出された地球の重さ

ニュートンの万有引力の法則によって導き出された地球の重さ

第二のプラトンと称されたエラトステネスが、地球の長さを最初に計算した人

第二のプラトンと称されたエラトステネスが、地球の長さを最初に計算した人

地球の周囲から、長さの単位は生まれた

地球の周囲から、長さの単位は生まれた

新しい年が始まって、もうすぐひと月が過ぎようとしています。まだ今年の目標や計画すら定まらないまま日々の生活に流されていると、はやくも焦りを感じてしまうのは私だけでしょうか?
そんな時は少し心を大きくもって……。というわけで、今回はテーマもやや大き目に、地球についてです。はるか昔から人々はさまざまな方法で地球を知ろうと試みています。今のように技術が発達していなくても、知恵と工夫と計算で、地球の長さや重さを割り出しています。

実はいびつだった!?地球のかたち

地球の大きさは半径約6378kmです。
これは地球の中心から赤道までの半径で赤道半径といいます。また、地球の中心から極点までの半径、極半径は約6357kmです。
なぜ赤道半径と極半径と、半径が2種類あるのかというと、実は地球はまん丸ではないからです。極半径より赤道半径がやや大きいのは、地球は地軸を中心に回り、さらに太陽の周りを回っているため、その遠心力で赤道の付近が横に広がっているといわれています。
さらに極半径についても、地球の中心から北極と南極までの距離もやや異なります。北半球のほうが縦にやや長くなっていて、例えるなら「洋ナシ」のような形をしています。

年々軽くなってる!?地球の重さ

重さは5.972×10の24乗kgです。
はじめに地球の重さ(質量)をはかったのは、イギリスの科学者、キャヴェンディッシュです。1797〜1798年にかけて行われた実験で、ニュートンの万有引力の法則を用いて地球の密度や重さを導き出したそうです。
ちなみに、地球の重さは変化しているといわれています。隕石など新たに地球に加わるものの重さがありますし、反対に水素やヘリウムなどは地球から宇宙に放出されています。これらを差し引きすると、地球の重さは少しずつ減っているのだとか? 正直、私にはもう想像もつかない世界です。

2千年以上も前から計算済み!?地球一周の長さ

では、地球を一周した長さはというと……、
まず赤道の長さ約4万75km、
そして北極と南極を通る距離では約4万9kmとなります。
この地球一周の距離を最初に計算した人物として知られているのがエラトステネスです。古代ギリシアの人で、後世に「第二のプラトン」とあだ名されるほど、博学だったといわれています。
紀元前240年ころ、シエネという町(エジプト)では夏至の日の正午には深い井戸の底まで光が届く、つまり太陽が真上にあるのに対し、アレキサンドリアでは約7.2度傾いていました。この緯度の差と、シエネからアレキサンドリアまでの距離をもとに、地球の周囲を約4万6000kmと導き出しました。

長さの単位は地球が基準!?メートルの定義

ところで、私たちが日ごろ何気なく使っている長さの単位、メートル。この単位は地球の周囲の長さがもとになっています。
1889年、フランスのパリで開かれた第1回国際度量衡総会で、長さの基準としてメートル原器が採用されました。長さの単位となったメートルは、子午線上で赤道から北極までの距離の1000万分の1と定められました。
このメートル原器は1960年まで長さの単位の元として使用されていましたが、時代とともにより正確なものに変化しています。


トップにもどる tenki.jpサプリ記事一覧


続きを読む


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい