年末も近づき、クリスマスパーティやいろいろなイベントが多く開催される時期になります。
そんな折、化粧品コーナーに行くとクリスマス・コフレで売り場はとても賑やかですね。女性なら誰しも、新しいメイク道具を見ると気持ちがワクワクしますが、プロのようなメイクは自分には無理……と思っている方に、今年のトレンドメイクをご紹介しましょう。
もちろん、いつものメイクを全面的に変えるのはちょっと……と躊躇しちゃいますが、トレンドメイクをポイントでとりいれるのであれば、いつもと違う自分に出会えるはず。
さあ、イベントやパーティにお出かけの日は、オシャレなトレンドメイクで決めちゃいましょう。

眉の形ひとつで、グッと印象は変わるもの

メイクの中で大きなポイントを占める眉の形。眉ひとつでかなり印象を変えることができます。もちろん「◯◯の形が正解」という眉の形はないのですが、逆にどのようなイメージに見せたいかで、眉の書き方を変えてみるのも、メイクの腕前を上げるコツになるのです。
ベーシックな眉の形を描く際に押さえておきたいポイントは……
■まず、鏡を見ながら眉を上下に動かしてみましょう
■眉の下の筋肉の位置を確かめたら、その筋肉の上に眉がくるよう不要な産毛をカット
■眉山は、黒目の端側の延長線上にくるように
■小鼻から目尻の延長線上に、眉尻を持ってくる
このような眉がベーシック(画像参照)であることを押さえておきましょう。

ベーシックな眉の形を、まず押さえておきましょう
ベーシックな眉の形を、まず押さえておきましょう

キホンを押さえたら、イメージチェンジにトライしてみよう!

次に、ベーシックな眉の形を押さえたうえで、イメージチェンジにトライしてみましょう。
■意志を持った流行の眉
今年の流行の眉の形は「ハンサム眉」とも言われ、眉頭から眉尻までをアーチを描くことなくまっすぐにして、眉尻は短めにするスタイルです。この場合、眉を作る時に使用するものは、ペンシルではなく、パウダーが◎。さらに眉の色についても、髪の毛の色より少し明るめにすることがポイントです。
■ハーフのような抜け感のある眉
女の子らしさを前面に出したい場合や柔らかい雰囲気にしたい場合は、眉頭から眉山までをやや下がった形に描き、眉尻もやや下げます。色はかなり明るめにし、眉毛の色もアイブローなどで明るくすると、より柔らかくて優しい印象になります。

眉は濃いペンシルで描くよりも、ブラシで描くほうが「今風」に
眉は濃いペンシルで描くよりも、ブラシで描くほうが「今風」に

リップでも、イメージチェンジを!

眉のポイントを押えたら、次は口元です。
眉同様に口元でも簡単に印象を変えることができます。口元のイメージチェンジのポイントというと、ついついリップの色を変えることに気がいきがちですが、リップのつけ方を工夫すると、よりトレンド感が出ますよ!
■大人気の「赤リップ」のキホン
しっかりめに唇のラインをとって塗るのは当たり前なうえ、主張がしっかりした色であることから、色そのものにトレンド感があってファッショナブルなイメージに仕上がる「赤リップ」。
ただし、強い印象の「赤リップ」をしっかりめに塗ると、相手にとって「強い女性」という印象を残すことになります。でも、この印象を少し和らげ、かわいらしく見せる塗り方がありますので、トレンドの「赤リップ」を取り入れながらも、かわいいい印象になる塗り方をご紹介しましょう。
■上級テク/デイリーに使えて抜け感がある「赤リップ」
赤リップは直接唇に塗るのではなく、いったん指にとって、ポンポンと叩くようなイメージで唇に塗っていきましょう。濃さは塗る回数で調節できるうえ、輪郭をしっかり取らないことで柔らかさが出ます。さらに、抜け感があるのに血色もよくなるため、元気なイメージを演出することもできます。
■上級テク/かわいらしさを思いっきり出す「赤リップ」
唇に赤リップをいったんのせてから、軽くティッシュオフします。、次に、綿棒で丁寧に輪郭をぼかしていきます。そのあと、中央に少し色味のついている薄めのグロスをのせて、広角まで軽くなじませます。これだけのちょっとしたひと工夫で、唇中央のグロス効果がぷっくりとした愛されリップに大変身します。
洋服も行く場所や会う人によって変えるのと同じく、メイクもTPOで変えていくのがオシャレ上手な女性といえます。
ただ、メイクは慣れたスタイルが定着すると、なかなか変えることができなかったりしますよね。でも、今回ご紹介したような「リップだけ」「眉だけ」といった具合に、顔のポイントを少し変化させてみると、意外と「あれ? 何かあった?」「イメージ変わったね」と言われることも多くなり、周囲の人から好印象を抱かれるはず。
── 楽しいイベント、大切な人とのデート、大勢が集まるパーティなどでは、新調した洋服に合わせてちょっとだけメイクを変えて、心弾むひとときを過ごしてくださいね。

グロスをつけすぎると、テカテカになるので気をつけて!
グロスをつけすぎると、テカテカになるので気をつけて!