二十四節気「小雪」。虹も見えなくなり、冷たい雨がやがて雪になるころ

2017/11/22 11:00

ここ数日ぐっと寒くなりました。二十四節気では「立冬」から早くも15日たち、「小雪(しょうせつ)」に。北風が木の葉を吹き散らし、空気が乾いてきて、陽差しもどんよりしがちで気分も浮かないこの頃。ふと遠くを見ると、彼方の山の峰がいつの間にか白銀に輝いています。

小雪とは、冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるが故なり 急激な寒波の到来で、慌ててダウンコートや暖房器具を出された方も多いと思います。11月も中盤を過ぎ、年の瀬を意識するようになるころですが、本日より二十四節気では「小雪(しょうせつ)」。 二十四節気の第20番目で、天文学的には、太陽黄経が240度を通過するときをいいます。 「暦便覧」によると小雪とは、「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるが故なり」とあるように、ぐっと冷え込むようになり、雨が次第にみぞれとなり、雪となり降ってくるころ。冷たい北風が吹き、山々の峰には真っ白な雪が積もり、晴れた日には青空の下でくっきりと光輝きます。
どんよりした曇天が多くなり、七十二候では『虹蔵不見』に 曇り空が多くなる小雪の頃は、日に日に陽射しが弱まってきて、空気も乾燥してくることから、七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」を迎えます。いつの間にか桜並木の街路樹たちはすっかり葉を落とし、空に向かって伸びる枝のシルエットは影絵のよう。北国だけでなく、関東地方でも粉雪がちらつこうとしています。
街が黄色く色づく頃。23日は新嘗祭、そして手袋の日 まさに現在、紅葉が見ごろの場所もあるようですが、もみじはそろそろ散り始め、あちらこちらで大きな銀杏の樹木が、黄金色の姿となって、街全体を黄色く染めていきます。柚子や蜜柑も黄色く色づき、気温があまり上がらない日は、炬燵にまるまってじっとしていたくなりますね。11月23日の勤労感謝の日は、伊勢神宮を始め全国の神社で新嘗祭が行われ、豊作に感謝し国家繁栄が祈られます。 また、23日は「手袋の日」だとも聞きます。暖冬になってきて以来、出番が少なくなりつつある手袋。つい忘れて手がかさかさにならないよう、箪笥の引きだしから取り出しておきましょう。
今年もあと1カ月と少しとなった小雪のころ。お歳暮や年賀状をお世話になった方々へ贈る時期も迫ってきました。寒くなると少し寂しくなって、人恋しくなりますね。たまにはあったかい部屋で手紙をしたためて、ご無沙汰してしまっていた方へ、便りを綴ってみてはいかがでしょう。

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