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9月28日より、秋分の次候「「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」となります。秋の深まりとともに、節足動物や爬虫類、両生類などの「虫」が、冬篭りの支度をはじめる頃とされます。「坏(杯/つき)」とは、茶碗や鉢よりも器壁が浅く、皿よりは器壁が深い、盃(さかずき)型の器のこと。古くは蓋つきのものが正式で、「坏戸」は、盃の蓋を虫たちの冬篭り穴の戸にたとえたのでしょう。小さな生き物たちが内側からそっと蓋をしめる姿を想像するとかわいいですよね。とはいえ、実際には9月末から10月の初め頃といえば、まだまだ多くの昆虫類は活発で、あの害虫の代表・蚊も、まだまだ私たちの血を狙ってうろついています。
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