- 教育
- 記事
九月。実りの秋の始まりです。9月2日より処暑の末候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」となります。イネ科の多くの穀物、とりわけ私たち日本人の主食である稲が色づき、実り始める頃とされます。稲の別名は禾稲(かとう)。中国の宣明歴でも処暑末候は「「禾乃登(かすなわちみのる)」で、すでに一万年前の中国の長江流域では、稲の栽培がはじまっていたようです。当初は自然の湿地を利用したり陸稲(おかぼ)を育てる雑駁耕作でしたが、水耕栽培の技術がアジアモンスーン地域全域に広まり、独特の水田稲作文化が形成されました。
あわせて読みたい
別の視点で考える
特集をすべて見る
この人と一緒に考える
コラムをすべて見る
カテゴリから探す
-
ニュース
-
教育
-
エンタメ
-
スポーツ
-
ヘルス
-
ビジネス