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7月23日より大暑の初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。もっとも暑い期間とされる大暑のこの時期、桐の花が…おっと、結ぶ?つい読み流してしまいそうですが、見直すと聞きなれない奇妙な表現ですよね。大暑初候が桐始結花になったのは、日本で始めて編纂された暦「貞享暦」から(宣明歴では「腐草為蛍」)で、編纂者渋川春海考案のオリジナル。七十二候で花が咲くことは「華」「開」「笑」などの文字で表現されていますし、桐箪笥などに使う、いわゆるキリの木の開花期は4~5月の春。したがって「花を結ぶ」とは当然花が咲くことではありません。では、「結花」とは何を意味する言葉でしょうか。
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