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6月26日より、夏至の次候「菖蒲華(あやめはなさく)」となります。宣明暦では「蜩始鳴(せみはじめてなく)」、改暦された江戸前期の貞享暦では「分竜雨(ぶんりゅううす)」で、「菖蒲華」となったのは江戸中期の宝暦暦より。この頃、江戸初期より始まったハナショウブの品種改良は隆盛となり、季節を代表する風物詩として七十二候に組み入れられるほどになったということのようです。鎖国時代に「花開いた」ハナショウブの品種改良・栽培・観賞は、中国伝来の牡丹や蓮、菊とは違い、正真正銘、日本オリジナルの園芸文化の大傑作です。
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