二十四節気「夏至」。昼が最も長く、夜が最も短くなる日

2017/06/21 11:00

梅雨空が広がる折、二十四節気「夏至(げし)」を迎えました。一年で最も明るい時間が長い日ですが、日本では昔も今も梅雨の真っ只中。蒸し蒸しと空気も重く、暑さも日々つのります。

陽熱至極し、また日の長きのいたりなるを以てなり 太陽が黄経90度の点を通過し、北半球では最も昼間の時間が長い「夏至」となりました。古くは「げじ」ともいい、梅雨の真っ盛り。しとしと降る長雨に、気分もどんよりしがちです。 昼が長い夏至と、夜が長い冬至。ちなみに両方の日の出の時刻と日の入り時刻とを比較してみると、なんと5時間ほど夏至の昼の時間は長く、短い夜を惜しむように、水辺では蛍が飛び交います。
一度は行ってみたい白夜の北欧。フィンランドの夏至祭「ユハンヌス」 日本では例年どんよりしていても、北欧では短くも爽やかな夏の始まり。真夜中でもほの明るい白夜となるのです。フィンランドの夏至祭「ユハンヌス」は、重要な国民の祝日。1年で一番昼の長い夏至を祝って休暇を取り、サマーコテージで家族や友人と過ごしパーティを楽しむのが一般的なのだとか。 また、ヘルシンキ郊外に浮かぶ島の一つ「セウラサーリ」は、夏の期間中、野外博物館に。ノスタルジックな雰囲気のなか、夏至祭の日にはコッコと呼ばれる松明が焚かれ、 民族衣装姿の人々が伝統音楽を演奏し、ダンスを楽しむことができるのだそうです。
夏至の夜、7種の花を集めてに枕の下に敷いて寝ると… 地上のありとあらゆる生命がきらめく白夜の夏至祭は、恋が生まれる時季でもあり、 結婚式が多く行われる日でもあるのだそう。恋愛や結婚にまつわる言い伝えやおまじないも多くあり、最も有名なのは、夏至の夜、枕の下に7種の花を置いて寝ると、夢の中で未来のパートナーに巡り会うことができるというもの。なんともロマンチックな北欧の白夜ですね。 太陽が沈まない宵にかがり火を焚くのは、悪魔を祓い、豊作を願うため。お酒を飲み交わし、大騒ぎすることで幸運を呼び込むことができるということです。国中で多くのイベントやフェスティバルが行われ、夜中過ぎまで人々は賑やかに過ごします。
夏の白夜の光で成長するベリー摘みもお楽しみ 夏場のフィンランドは、ベリー摘みのシーズンでもあります。例えば首都ヘルシンキから約1時間ほどのヌークシオ国立公園は、自然の中を散策できるスポット。空気が澄んだ森の中を歩き、あちこちで実をつけるブルーベリーやクランベリー、クラウドベリー、リンゴンベリー(コケモモ)を摘むのも心躍るひとときなりそう。甘酸っぱい果実を口いっぱいにほおばれば……

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