歳時記・七十二候末候「麦秋至(ばくしゅういたる)」 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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歳時記・七十二候末候「麦秋至(ばくしゅういたる)」

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二十四節気「小満」の末候「麦秋至(ばくしゅういたる)」を迎えました。この時期を過ぎると、いよいよ季節は初夏から仲夏へ進みます。「麦秋」とは、麦が収穫期を迎えるころという意味です。五穀の一つであり、毎日の食卓やこれからの季節に取り入れられている麦について、お話ししましょう。
「麦秋至」の期間は5月31日~6月4日までです。

黄金色の麦畑をふく風や雨にも名前があります。

麦作りは稲作が終わった後の田を守るために始まりました。そのため、稲とは違う季節に実るのですね。元来、「あき」という言葉は「実り」の意味をもっていて、多くの食物が実りの時期を迎える季節を「秋(あき)」と表わすようになったとの説があります。そのため夏の初めですが、麦が実る=麦の秋→麦秋となったのですね。この頃、麦畑は黄金色一色に染まり、空の青さとお互いを引き立て合うようです。また、麦を斜めにはためかせる強い風を「麦嵐(むぎあらし)」と言い、この時期に降る雨を「麦雨(ばくう)」と言います。

旬の恵みをたっぷりと

麦は、五穀の一つであり、主食や飲み物などいろいろな形で栄養を取り入れることが出来ます。麦飯にしてとろろをかけたら、のどをするするっと通り抜け、小さなお子様から年配の方まで、どなたにも召し上がりやすいのではないでしょうか。また、気温も上がり湿度も増す日が増えてくる頃ですから、水分補給も大切です。麦茶にしていただくとミネラルをとることができますね。お酒が好きな方はやはりビール(麦酒)でしょうか? デザートにおすすめなのは枇杷(びわ)です。枇杷の実は、ほのかな酸味とやさしい甘さが特徴です。また木は「大薬王樹」と呼ばれ、古くから煎じて薬用茶として使われてきました。免疫力アップに効果があるとか…。 旬の素材は体にやさしく栄養がしみこみます。ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてください。《参考》
俳句歳時記「夏」 角川学芸出版編
日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー 東邦出版


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