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食中毒対策として、GWの行楽、初夏のお弁当づくりで必ず覚えておきたいこと

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毎日たのしくお弁当生活を!

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菜箸を使ってすき間なく詰めれば、お弁当の中身は動きません

菜箸を使ってすき間なく詰めれば、お弁当の中身は動きません

お弁当箱は清潔に。よく乾燥させて

お弁当箱は清潔に。よく乾燥させて

ことしは早い時期から都心で気温の高い日を記録していますが、GWを目前にした初夏を迎えた今こそ、早め早めに行いたいのが「食中毒」対策です。例年、食中毒は5月後半〜6月頃に増えはじめますが、この時期になると、お弁当を持って出かける際に「少し不安」と感じている方も増えるようです。
そこで覚えておきたいのが「①雑菌があり、②暖かく、③水分のある環境」。これが食中毒菌が好む環境とされていますので、この3つからお弁当を遠ざけることがポイントになります。今回はこうした点を踏まえ、お弁当づくりの注意点をご紹介していきましょう。

使わないほうがよい食材とは?

お弁当をつくるとき、レタスをおかずの仕切りに使ったりしていませんか。
レタスを使うと彩りもよく、見た目も華やかになりますが、この時期は、レタスやキュウリなどの生野菜を使わない方がベターです。もちろん冬なら問題ありませんが、この時期のお弁当に水分は大敵なので、時間とともに水分が出てしまう食材は避けたほうが安心といえるでしょう。
同じくジャガイモも水分が多い食材なので、気温が高い環境下でのお弁当には、ポテトサラダは避けたほうが◯。さらに、ちくわなど練り物をおかずに使う場合は、一度熱湯で茹でて十分に冷まし、水分を拭き取ってから詰めると◎です。

しっかり加熱、汁気は切る!

お弁当づくりで大事なのは、食材にしっかり火を通すこと。
唐揚げや卵焼き、ハンバーグの生焼けは、とくに要注意です。目安は、65度以上の熱で数分間(中心の温度が75度以上で1分間)火を通すこと。鶏肉で作る唐揚げは大人気の定番おかずですが、この時期はきちんと火が通っているか確認しましょう。自信がない場合は、冷凍食品などに頼るのも手です。
また、煮物などは、十分に汁気を切ってから、お弁当に詰めましょう。さらに炒め物も、汁気を煮詰めて飛ばすか、片栗粉でとろみをつけるなど工夫をすると安心です。そして、意外と見逃しがちな点は、お弁当箱に詰めるとき。忙しい朝はパパッと手際よくこなしたものですが、この時期こそ菜箸などを上手に使い、手で触れないようにすることも大事です。

とにかく冷ましてから、お弁当箱へ

まだ温かい状態のおにぎりなどをお弁当箱に入れると、湯気がお弁当箱の中にこもって水滴がポツポツ……。
そんな経験、みなさんもありますよね。これはまさしく、食中毒菌が好む「水分が多くて」「暖かい」環境をあっという間につくってしまっていることになります。
そのため、お弁当箱に詰めるときは、冷ますことが大事。
冷蔵庫に入れておいたとしても、前日からの作り置きはこの時期には避けたいものですし、使う場合であれば一度電子レンジで加熱して、冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。二度手間になって大変……とも感じますが、健康を維持するためにも、おかずの傷みを遅くらせるためにも、心がけたい大切なポイントとなります。

お弁当箱にもひと工夫を

最後になりますが、菌の発生を防ぐための第一歩は、清潔に保ったお弁当箱からスタートします。
食材カスや調味料が残りがちなパッキン部分の溝も十分に洗浄し、しっかり乾燥させましょう。それでも心配……という方であれば、保冷剤一体型のお弁当箱や抗菌シートなども併用すると安心感が増しますね。
── そして、忘れてはいけないのが、手洗いです。つくるときも食べるときも、基本中の基本である手洗いから食中毒予防をはじめましょう。制約も多く、心配しだしたらキリがありませんが、ぜひこれからの季節のお弁当づくりに役立ててくださいね。
●参考/農林水産省HP「さらば!食中毒 お弁当づくりの知恵」より


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