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「十六団子の日」ってどんな日?

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寒い冬がそろそろ終わる3月のなかば、日本はやはりお米の国だなぁ、と思い出させてくれるのが今日16日の「十六団子の日」ではないでしょうか。田んぼの神様が山から下りてきてくださるといわれるこの日は、田んぼの恵みのお米で作った団子をお供えして、今年の米作りの無事と豊作を祈る、という素朴な農家の人々の願いがこめられています。ふだん当たり前にごはんを食べている私たちにとってもやはり大切な日、と思いませんか?

収穫への祈りのはじまりは伊勢神宮から

3月16日に先立つ2月17日には伊勢神宮では「祈年祭」が行われました。これは大御饌(おおみけ)の儀といって天照大御神をはじめとする神々にお食事をお供えするのです。天皇陛下が毎年稲作りをされているのは有名なことですが、それに先立って五穀豊穣を祈られるためとのこと。今年の豊作への祈りが先んじて行われているのだと思われます。
稲作の豊穣を「田の神」や「農神」に祈るのは、民間信仰としても葦原瑞穂の国と称した昔から永く伝え行われていると、民俗学者の柳田国男氏の研究でも明かされています。

団子はいつも身近にありました

私たちの周りにはいつもお団子やお餅があると思いませんか? 一番に思い出すのがお月見のお団子。十六団子で豊穣を祈り、その感謝がお月見のお団子ですよね。春と秋のお彼岸にはあんこで包んだぼた餅やおはぎを、ご先祖とともにいだだきます。旅にでれば行く先々で必ず団子ってありませんか? 歩き疲れた時にいただく団子の甘辛いタレや、焼き目にしみた醤油の香ばしさは、まさに極上のおやつです。
日本人はお米を食べなくなってきた、といわれて久しいですが、やはり日々のどこかでお米と結びついている生活は変わらなさそうですね。

どんな団子が好きですか?

日本全国には数え切れないくらいさまざまな団子があることでしょう。材料はたった1つ、お米だけ。それをあれこれと工夫して神様に捧げたり楽しいおやつにしたりと、身近な材料を駆使した知恵は素晴らしいですね。あなたはどんな団子が好きですか?
花見団子:お花見にぴったりのピンクと白と緑の、少し甘い団子。
よもぎ団子:よもぎをゆでてすりつぶして練り込んだ、春の苦みをあんこの甘さでカバー。
みたらし団子:串に刺した小ぶりの団子に焼いて甘辛のとろっとしたタレをかけた、団子の定番。
笹団子:夏目漱石の坊ちゃんで、ばあやの清が食べたいと言った越後の名物。
などなど。
あなたの好きな団子はなんでしょう? おやつにお好きな団子をたべながら楽しい「十六団子の日」のひとときを過ごして、日本の行事を感じてみるのはいかがでしょうか。


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