史上最大のハプニング!? 第89回、米アカデミー賞授賞式を振り返ります 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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史上最大のハプニング!? 第89回、米アカデミー賞授賞式を振り返ります

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今年は、ここが舞台の映画が式の主役でした

今年は、ここが舞台の映画が式の主役でした

先週日曜日(日本時間2/27)、第89回アカデミー賞授賞式が、アメリカ・ハリウッドで開催されました。ご存知の方も多いと思いますが、今年は前代未聞、びっくりのハプニングが…。そして今年は映画の都でありアカデミー賞開催地でもあるハリウッドを舞台に、映画の世界を夢見てハリウッドに集う人々を描いたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が話題を独占していたので、最後の作品賞発表時のハプニングまでが、なんだかハリウッド的な授賞式でしたね。

びっくりしました。作品賞発表時のハプニング

アカデミー賞の選考は厳重な管理のもと行われていますが、具体的にはどんな風に進められるのでしょう?アカデミー会員が投じた票を集計、各賞が決定されるまで一連の作業を映画業界とはあまり馴染みのない、とある会計事務所が、アカデミー協会の命を受け、取り仕切っているそう。顧客の情報を絶対に漏らさない会計事務所という特性を最大限活かしているのですね。
式の当日まで、会計事務所のごく限られた人数しか審査結果を知らないそう。一番大切な、受賞者が記された紙が入った封筒はたった二人のスタッフしか手を触れることは出来ないと言われています。それでも人間のやること。情報管理のプロ達がどんなに用意周到に事を進めてもミスは起きるものなのですね。賞のプレゼンターがウォーレン・ベイティーとフェイ・ダナウェイという大スターだった事、しばらくミスに気づかず、間違えられた「ラ・ラ・ランド」のスタッフが感動的なスピーチをしてしまった事、ミスがわかった後も皆が大人の対応で、賞を取った「ムーンライト」のスタッフを賞賛した事…全ての流れが映画的・ハリウッド的に見えました。後々、映画化されるのでは?と思ったのは筆者だけでしょうか。

イジられても、大御所の貫禄、メリル・ストリープ

「ソフィの選択」、「ディアハンター」など数々の名作に出演、抜群の演技力と存在感で世界中にファンの多い、メリル・ストリープ。アカデミー賞には、なんと20回ノミネート、3回の受賞暦がある大女優です。アカデミー賞授賞式に彼女が出席していないことの方が珍しいかも。アカデミー賞授賞式はその年に本人がノミネートされていなくても、ノミネート関連作品に出演していたり、過去に受賞暦があるだけでも招待されるので、彼女はほとんど出席している…と言っても過言ではなさそうです。あまりにも彼女のノミネート回数が多いことを揶揄してジョークが飛び出すことも。辛辣なジョークでも、彼女はいつも大人の余裕・笑顔でかわします。また、現在67歳の彼女がいつまでも第一線で活躍しているのは実力はもちろんですが、周りのスタッフから愛されるキャラクターだからではないでしょうか。アカデミー賞は、俳優・監督など映画関係者であるアカデミー会員の投票により決まります。もちろん映画の内容で選考されていると思いますが、映画関係者達から信頼されているか…も重要なファクターになっているそう。出演作の良し悪し(!?)はさておき、彼女が演技をすれば、ノミネートされてしまうのかもしれません。もうアカデミー賞名物の貫禄さえ漂っていますね。
そして、今年は、ゴールデングローブ賞でのスピーチが話題になったメリル・ストリープ。
世界中から映画製作を夢見て集う人々に大きく門扉を広げてきたハリウッド。変わらずいてほしいですね。


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