暦のうえでは節分や立春を迎える2月ですが、一年の中で寒さが最も厳しく、雪が多い時季でもあります。そんな寒い日は、出かけるのもつい億劫になりがちですね。
そこで寒い外は苦手という方! 温かい屋内で見るだけではなく、実際に体験もすることができる、見学スポットに出かけてみてはいかがですか?
学びながら楽しめて、週末でも開催されている、関東でオススメ「工場見学」スポット4つをご紹介します。

寒い冬こそ工場見学! オリジナルのカップヌードル作りだって楽しめちゃう!
寒い冬こそ工場見学! オリジナルのカップヌードル作りだって楽しめちゃう!

JAL/SKY MUSEUM(大田区)

映像などを見ながら、航空機について楽しく学べる航空教室や、展示エリアでは、整備士、パイロット、キャビンアテンダントなどの仕事内容の紹介や、歴代の制服、コックピットなどの見学ができ、そこでは、本物の制服を着て記念撮影もできます。
そしてクライマックスの格納庫見学では、格納庫や機体整備についての説明を聞きながら、整備中の航空機を間近に見学することができます。小学生以上なら入場可能と、子どもから大人までが楽しめる、JALの工場見学へぜひ足を運んでみては! キラキラ瞳を輝かせいて見学する子どもの中から、将来のパイロットが生まれるかもしれませんね!
【JAL/SKY MUSEUM】
スカイミュージアム
●所在地:東京都大田区羽田空港3-5-1 JALメインテナンスセンター1
●電話:03-5460-3755 ●料金:無料
●アクセス:東京モノレール「新整備場」駅下車、徒歩2分(駐車場はありません)
●開催日時:毎日4回 10:00~11:40、11:30~13:10、13:00~14:40、14:30~16:10(年末年始を除く)
※申し込みには、インターネットで予約が必要です(大変人気なのでお早めに)

目の前が滑走路! 飛行機の離着陸は大迫力!
目の前が滑走路! 飛行機の離着陸は大迫力!

日清食品/カップヌードルミュージアム(横浜市)

世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した日清食品。
その「チキンラーメン」から始まり、今では世界的な食文化に発展したインスタントラーメンの歴史が見られます。自分でデザインしたカップに、4種類の中から選ぶスープと、12種類の具材の中から4つのトッピングを選べる、世界でひとつだけの「カップヌードル」を作ることができる工房もあります(1食300円、整理券または利用券が必要)。
ほかにも、巨大な工場の中で自分自身が「めん」となり、「カップヌードル」の製めんから出荷されるまでの工程を体感することができるアスレチック施設もあります(1回300円)。楽しそうですね!
【日清食品/カップヌードルミュージアム】
●所在地:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 ●電話:045-345-0918
●アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩8分(車の場合、首都高速神奈川1号線横羽線「みなとみらいIC」より5分)
●開催日時:10:00~18:00(火曜日、年末年始は休館日)
●料金:大人500円、高校生以下は無料(展示/アトラクション利用、一部有料あり)

インスタントラーメンといえば日清食品!(写真はイメージ)
インスタントラーメンといえば日清食品!(写真はイメージ)

グリコ/グリコピア・イースト(埼玉県北本市)

楽しみながらお菓子の世界を「見る・知る・学べる」と、わくわくできる工場見学施設です。
ポッキーとプリッツの原料の混合から、仕上げ、包装までの製造工程が見学できるほか、ミニファクトリーでは、「ジャイアントポッキー」にデコレーションができます(1名500円)。スタジアムホールでは、クイズの旅に出発!クイズチャレンジツアーに参加して、優勝を目指しましょう!
工場の外のお土産屋さんには、スーパーには売っていないような、めずらしいポッキーなどのグリコ製品がたくさんあるそう。お友達へのお土産にいいですね!
【グリコ/グリコピア・イースト】
●所在地:埼玉県北本市中丸9-55 ●電話:048-593-8811
●アクセス:JR「北本駅」から循環バスがあります。(車の場合、圏央道「桶川加納IC」より10分)
●開催日時:9:30、11:00、12:30、14:00(毎週金曜日、お盆休み、年末年始は休館日)
●料金:無料
※申し込みには、電話かインターネットで予約が必要です。

グリコといえば、そうこの看板ですね(写真は大阪の看板です)
グリコといえば、そうこの看板ですね(写真は大阪の看板です)

鈴廣かまぼこ博物館(小田原市)

かまぼことちくわを手作り体験することができます。
まずは、毎日かまぼこを作っている職人さんの技を見てから、魚のすりみを板や棒につけていき、自分だけのかまぼこを作ることができます。ちくわは出来たてアツアツを食べられます!
お正月に食べたかまぼこが、どんな魚を使って、どのように作られるのか、体験教室を通じて、手作りのよさを感じることができますね。
【鈴廣かまぼこ博物館/体験教室】
●所在地:神奈川県小田原市風祭245 ●電話:0465-24-6262 ●料金:1人1620円
●アクセス:箱根登山鉄道「風祭駅」直結。(車の場合、東名高速道路「箱根口IC」を降りてすぐ)
●開催日時:かまぼこ・ちくわ手作り体験 9:30~10:20、10:50~11:40、12:10~13:00、13:30~14:20、14:50~15:40(水曜日以外)
※申し込みには、電話かインターネットで予約が必要です。
―― 楽しみながら「ものづくり」を学べる工場見学は、企業側が社会貢献活動の一環として、無料で見学をさせてくれるところも多いので、手軽に「本物の仕事場」を見ることができます。特に子どもたちにとっては、とてもいい社会勉強になりそうですね。

かまぼこを半円にするのは難しそう!
かまぼこを半円にするのは難しそう!