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恋とクルマと音楽と:コラムNo.10
「恋とクルマと音楽と」今月は、来年との出会いを真っ白な心で迎え入れるために、いつも以上に本質に迫り、”清算”すべきは清算してみようと考えています。
ということで、紅葉した木々に雨が降り、コンクリートには枯れ葉の絨毯が敷かれ、かじかんだ手で傘を持つ僕らは無言で駅の改札へ急ぐ…というのが、この時期の雨に濡れた平日の18時前後。
恋人との待ち合わせがあれば、待たせないように枯れ葉の絨毯上を時折すべりながら速足で歩くのも、楽しいと言えば楽しいこの時期特有のスリップ。
それにしても、冬の雨は、そのまんま、「冬雨」と書いて、「とうう」と読んだり、演歌の名曲のタイトルとしても知られている「氷雨」と呼ばれたり、相当寒そうな文字面ですが、この時期、中途半端な関係を清算する男女が多いのは芯まで冷える寒さのせいでしょうか。恋に踏み出したり離れたり…とにかく清算するらしいのです。ピリオドや句読点を打つ感じ。
たぶん、微妙な距離感の男女が必要以上に長時間いたり、わざわざ会うには間が持たない季節なのでしょうね。
ということで、安藤きをくさんの詩的な傘の写真を見ながらお読みください。
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