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紅葉の見頃が広がりつつあり、身近な景色も色鮮やかに目を楽しませてくれる美しい季節となりました。遠くの山々の変化はもちろん、ひらひらと舞い落ちる木の葉一枚にも味わいがあり、忙しい毎日でもほんの少し足を止めてみると深まる秋を感じられそうです。さて、そんな趣のあるこの季節にご紹介したいのは俳人小林一茶氏。彼こそまさに繊細な季節の移ろいを肌で感じ、小さな生き物に親しみを込めて詠んだ俳人。一茶氏の紡いだ言葉は、俳句に精通していなくともわかりやすく心に響く歌が多く、今なお多くの人に好まれる俳人です。また一茶氏の故郷長野県信濃町では、記念館を中心に今年も一茶忌俳句大会が行われ数多くの俳句が寄せられます。彼の生涯は決して平安なものではありませんでしたが、亡くなって190年の今もこうして語り継がれ詠み継がれ、地元の人々にも愛され続ける幸せな俳人とも言えるのではないでしょうか。今日11月19日は小林一茶氏の命日です。
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