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今年も椿が咲き始めました。ほんの一輪飾っても部屋を華やいだ雰囲気にする椿。ぎっしりと木に咲く姿は実に絢爛豪華です。古来から日本人に親しまれてきたこの花ですが、茶人達も茶席の飾りとして、ことのほか椿を愛してきたことは、品種に残る数々の銘からも窺い知る事が出来ます。
千宗旦や織田有楽と言った茶人の名を取った「宗旦椿」や「有楽椿」。「数寄屋」や「侘助」の銘は、茶の湯の心を表わす言葉である、「数寄」「侘び」から取った事が想像出来ます。また、京都の大徳寺には、千利休から秀吉が譲り受けたと伝えられる椿の木が残されています。
ところで茶席の花の生け方には、茶の湯独特の美意識に則した決まり事があります。椿も茶席にふさわしい姿で飾られ、日常の中で楽しむ椿とは趣を変えた魅力を発揮しています。茶席での椿の飾られ方、その鑑賞の仕方についてご紹介します。
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