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「食用菊」召し上がったこと、ありますか?
各地で菊の品評会や菊祭りがひらかれる季節です。
花そのものをお料理や飲み物でいただく「食用菊」もこの季節10月がもっとも流通量が多く旬のシーズンです。
彩りが豊かでサラダやフリッターなどででいただける花「エディブルフラワー」はフレンチやイタリアンで近年知られていますが「食用菊」は日本古来より長く楽しまれてきました。松尾芭蕉が滋賀県の堅田に招かれた際「蝶も来て酢を吸ふ菊の鱠哉」と詠んでいることから、当時(1690年頃)にはすでに食用菊の酢和えが食されていたことがうかがえます。
お料理の菊ときくと、刺身のつまとして知られている「小菊」を思い浮かべる方もいらっしゃるのでは?「食用菊」は小菊よりも少し大ぶりで、黄色やピンク色(紫色)の花びらが美しく、苦味も少なく、シャキシャキとした食感です。香りがよく、酢の物やお浸し、天ぷら、味噌汁などにしていただきます。
新暦換算すると重陽の節句(旧暦9月9日)も間近ですね。
本日はそんな「食用菊」の食べ方や、即席の菊花茶や菊花酒の作り方をご案内します。
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