まだまだ日中の日射しは強く、厳しい残暑が続きますが、間もなく夏も終わり。秋が迫ってきていますね。
秋といえば「スポーツ」「芸術」に加え、やはり「食欲の秋」ですが、食欲の秋といわれる所以は、もちろん食材の美味しさもありますが、夏バテで弱った体調回復や、冬に備えて栄養を蓄えるといった役割があるともいわれています。
でも心配なのが、美味しさのあまりついつい食べ過ぎてしまうこと。
そこで今回は、食欲を「敵」にまわすことなく、うまくコントロールしながら「食欲の秋」を楽しむコツをご紹介します。
●食べることで“美肌”になる秋の食材
秋に旬を迎える食べ物には美味しさだけでなく、美肌に効果のある食材もたくさんあります。
せっかくなら、美肌効果も考えて食材を選びたいですよね。
■美容効果が抜群⁉ 秋といえば、秋刀魚■
今では一年中食べられますが、やっぱり秋刀魚(サンマ)といえば秋!
名前に「秋」が含まれている通り、秋刀魚は秋の味覚としてだけでなく、美容効果な点にも注目したい食材なのです。
豊富に含まれるビタミンの中でも、特に貧血によ効くとされるビタミンB12は、他の魚の3倍以上ともいわれ、その他にも、脳の老化を予防する作用があるといわれるDHA、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やす作用があるといわれるEPAも豊富。
さらには鉄分や、新しい細胞の形成を促すレチノールなど、アンチエイジングや美肌に欠かせない成分もたくさん含まれているのです。
■秋の味覚の代表格・柿■
秋の味覚の代表格である柿は、ビタミンCを豊富に含みます。
ビタミンCは皮膚の新陳代謝を活発にして、シミやソバカスの沈着を防ぐ働きがあり、美白に有効とされる成分なのですが、驚くことにレモンやみかんよりも多い約140mgのビタミンCが、柿1個につき含まれています。
■大地の恵み。秋はやっぱりキノコ類■
しいたけ、まいたけ、しめじ、松茸などのキノコ類は、B-グルガンやビタミンB2の効果で、免疫力を活性化することで肌荒れを防ぎ、、メラニン色素の発生を抑えるチロシナーゼ阻害物質も含まれることから、美肌効果も期待できます。
さらに注目すべきは、低カロリーな点。なおかつ、腸内環境を整える食物繊維も豊富なため、ダイエット効果にも優れていると聞いては見逃ませんね!
ここでは、代表的な「魚」「フルーツ」「キノコ」といった「旬の食材」をご紹介しましたが、栄養価がピークを迎える旬に積極的に食し、肌トラブルが多くなる冬に備えてし栄養補給をしておきたいものですね。
●美容にも効果が高いとされる、栗を茹でてみよう
秋の味覚として有名な「栗」は、小粒のわりに美容効果が高いといわれているのをご存じですか?
栗には々な美容成分が含まれているだけでなく、成分のひとつ「ビタミンB1」には疲労回復効果も期待できるので、夏の間に蓄積された疲労回復にもおすすめの食材なのです。
また秋の味覚の中でも、美容効果を語るうえで欠かせないのが、さつまいものデトックス効果です。さつまいもは便秘気味の人におすすめの食材として有名ですので、今回は自宅で簡単にできる調理法をご紹介します。