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強い陽差しが降り注ぐ猛暑のなか、朝から蟬たちがお祭り騒ぎのような蟬時雨を奏であげています。七十二候では、本日より「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」。カナカナカナと響き合うヒグラシの歌声には、どこか夏の終わりを感じさせる寂寥感が漂います。数年をかけ地中で育ち、地上で羽化した後はひと夏の命。残された蟬の抜け殻は「空蟬(うつせみ)」と呼ばれ、もののあはれを描き出した「源氏物語」の巻名の一つにもなっています。
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