疲労回復や食中毒防止だけではない!ニンニク健康パワーとちょうど良い摂取量とは? 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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疲労回復や食中毒防止だけではない!ニンニク健康パワーとちょうど良い摂取量とは?

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白ニンニクと黒ニンニク

白ニンニクと黒ニンニク

ニンニクの芽は、ニンニクの栄養分に加え、食物繊維・ビタミンC・カロテンもたっぷり

ニンニクの芽は、ニンニクの栄養分に加え、食物繊維・ビタミンC・カロテンもたっぷり

サラダやお肉・海鮮にかけて召し上がれ

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夏野菜をバーニャカウダでいただくのもいいですね

夏野菜をバーニャカウダでいただくのもいいですね



ピラミッドをも作り上げたニンニク!今、収穫期をむかえています

古代エジプト人は、にんにくのもつ強壮作用や殺菌・抗菌作用を、ピラミッド建設の労働者の健康スタミナ維持やコレラやペスト、チフスなど疫病対策に利用しました。
今の季節に美味しいかつお等、お刺身を食べる時ににんにくをすりつぶしてほんの少ししょうゆやタレに混ぜると、食中毒の防止になり、味わいも高まることは、昔から知られていますね。
近年では、アメリカの国家研究プロジェクトであったデザイナーフーズでは、ニンニクが最上位に分類されがん予防に最も効果的といわれています 。
女性にうれしい美容やダイエットにはじまり、たくさんのすばらしい効果が注目されていますが、
ニンニクの摂取のしすぎは、胃腸器官を痛めたり、交感神経が刺激されすぎて頑張りすぎてしまい、逆効果になる場合も!!夏バテの季節、元気のでるニンニク!だけどどれくらい食べてもいいの?
今回は驚くべき多彩な「ニンニク」の健康パワーと適正な量について確認しましょう!
またにおいをきにせず上手にとりいれていく方法も確認していきます。

夏のお悩み解決?女性にも男性にもうれしい!6つのニンニクパワー

パワー1◆ 体力増強・疲労回復
疲労回復・体力増強には、体にコンスタントにエネルギーを補給する必要があります。そのエネルギー代謝にはビタミンB1が欠かせません。ビタミンB1は玄米、胚芽米、豚肉、うなぎ、きのこ、大豆、そら豆、ナッツなど多様な食材に含まれていますが、水溶性のため、吸収率が低いのです。ところがにんにくのアリシンと結合すると、油に溶ける性質となり、腸から吸収され、体内でエネルギー代謝を助けてくれます。
パワー2◆血液サラサラ・冷えの改善
若い女性に多い冷え症は、薄着や冷房によって実感される体の冷えに加え、体質によるものもあります。体温が低いことで、免疫力が下がったり、代謝が悪くなったり、血液の流れが悪くなったりと、他の病気の原因となりうる様々な悪影響が出てきます。冷え症は肩こりや腰痛、生理痛などを招くため、栄養のバランスをとり、体の内側から温めることが大切です。
にんにくを食べると交感神経を刺激して末梢の血管を拡張させるという働きがあります。血液が全身に流れ、手や足の先から首まで温まります。にんにくジャムなどを常備してクラッカーに塗って食べるなど、こまめに摂ることがおすすめです。
パワー3◆ ガン予防
禁煙や食生活に注意することはもちろん、ガンにならないように日頃から予防することが大切です。にんにくの摂取量とガンの発生頻度を疫学的に調べると、にんにくをよく食べている韓国や中国東北部などの人は食べていない地域の人に比べ、ガン患者が少ないのです。アメリカ政府が90年代初頭から進めている、ガンに予防効果のある食品を探し、さらに有効な食品を作り出そうという国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」では、にんにくが「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると証明しています。
パワー4◆免疫力アップ
ウイルス感染によるインフルエンザの脅威が毎年報道されますが、不規則な生活や栄養不足の状態では、侵入したウイルスを外に排出できなくなり、インフルエンザにかかりやすくなります。栄養バランスのよい食事を摂ること。さらに、にんにくを継続的に食べることで、にんにくに含まれるスルフィド類がウイルスを食べ(自然免疫)、ウイルスを攻撃する抗体を体内に作らせる(獲得免疫)という二方向から免疫力アップに貢献します。

パワー5◆ 美肌をとりもどす
肌のハリやなめらかさなど、質感を左右するのは一番外側の表皮です。0.2㎜以下というごく薄い部分が外からの異物や刺激から体を守るとともに、体内から水分が蒸散するのを防いでいるのです。にんにくを食べた後で経験するスベスベ感は、にんにくの成分が血液循環をよくしたためと考えられています。美肌のためには、毎日タンパク質食材を摂り、抗酸化成分を含む緑黄色野菜とともに、にんにくを食べるのがおすすめです。
またアロマテラピーにおいても吹き出物やニキビ、白癬、ウオノメとイボなどの各種皮膚障害に処方されます。
パワー6◆ 活性酸素による細胞の老化を防ぐ
私たちの体はおよそ60兆もの細胞からなっています。その細胞の一つ一つが体内で生じる活性酸素によりダメージを与えられ、老化の原因となっています。一方、人間の体には抗酸化作用という能力も備わっています。にんにくの成分は、抗酸化ストレスを引き起こす毒性物質を感じ取るセンサーのスイッチをオンにし、抗酸化作用を積極的に働かせ、老化予防にも効果があると考えられています。

<参考> ニンニクの科学 (齋藤 洋監修) 朝倉書店
にんにく大辞典  下記リンク参照

夏にはこれ!スタミナにもダイエットにも美味しくて簡単ニンニクが美味しいトンテキレシピ!

豚肉のB1とニンニクのアリシンが体内の代謝をあげて、活力をあげてくれます。
【材料】
・豚ロース肉(厚切りテキ・カツ用) 2枚
・塩コショウ 少々
・小麦粉 適量
●砂糖 小さじ2
●酒 大さじ1
●みりん 大さじ1
●酢 大さじ1
●醤油 大さじ1.5
●にんにく(すりおろし) 1片
●しょうが(すりおろし) 大さじ1/2
粗びき黒胡椒・ごま油 少々
サラダ油 適量
【作り方】
1 ●の材料を混ぜ合わせておく。
2 豚ロース肉スジを切り、塩コショウをし、薄く小麦粉をつける。
3 フライパンに油を熱して、豚肉を焼く。火が通ったら余分な油をペーパーで取り、●の調味料を加えて適度に煮詰める。
4 仕上げに粗びき黒胡椒を振ってごま油少々を垂らし、皿に移す。

一日の摂取量はこれくらい!知っておくと便利なニンニク取り扱い法

にんにくの効能は適量であれば健康に有効ですが、食べ過ぎると害になります。適量の目安は次の通りです。
•生にんにく(おろしにんにく) 1片/1日
•火を通したにんにく 2~3片/1日
※子供がにんにくを食べる場合は、この半分を目安とします。
毎日手軽にとりいれられるようガーリックチップやガーリックオイルを手作りして常備してもよいですね!
手作りのガーリックチップを作る際にも、生のニンニクスライスの際にもスライスする前に真ん中の芯をぬくと
辛みや青臭さが強くなりすぎず、見た目もおしゃれで、揚げても焦げません。
【芯の取り方】
房の両端をカット、薄皮をむき爪楊枝で芯の小さい方から大きい方に向かって、爪楊枝の太い方でギュッと押したら終わりです!
またニンニクの薄皮を剥く際ににおいが手について剥きにくいという方に朗報です!
たくさんのニンニクを剥かなくてはならないバーニャカウダソースですが
常備しておくと、ポテトサラダやお肉などのご馳走ソースに早変わりです。
【簡単薄皮の剥き方】
10秒ほど電子レンジでチンします!するりと薄皮がむけます。

フルーティ!最近みかける黒ニンニクって何?気になる臭いを消すといわれる組み合わせ食材とは?

ニンニクを毎日とりいれたいけど、においが気になるという方へのいくつかおすすめのにおい対策です。
●ポリフェノール類を一緒に摂る
ポリフェノールは抗酸化成分として有名ですが、消臭作用があるとされます。ポリフェノール類を含むは数多くありますが、現実的ににんにくと一緒に食べられる野菜が良いと思われます。
野菜に効果があると言われるのはパセリ、ほうれん草、ごぼう、うどなどです。
また、野菜以外では前述したリンゴをはじめブルーベリーやプルーンなどがにんにくの臭いを消すと言われます。チョコレートなどにもポリフェノールは入っています。
●乳製品とともに摂る
牛乳などの乳製品もにんにくの臭いを抑える食品としてよく紹介されます。これは乳製品に含まれるたんぱく質や脂質がアリシンを包み込むためと言われます。
イタリア料理の「バーニャカウダ」ソースはニンニクを牛乳で煮込み、程よい風味となってますね。
●食後すぐにお茶を飲む
お茶に含まれるカテキンやフラボノイド類には強力な殺菌・消臭効果があるとされ、にんにくの臭いを軽減するのにも効果的と言われます。
その場合、緑茶よりもウーロン茶やジャスミンティー、マテ茶などが効果的と言われます。最近、市販されている「濃いお茶」も効果が高いとのことです。

●黒ニンニクを食べる
にんにくの臭いを消すという趣旨とは違いますが、にんにくの効能や効果を期待しつつもニンニクの臭いが苦手という方は黒にんにくを食べるという選択があります。
黒にんにくとはにんにくを熟成、発酵させたにんにくで、にんにくの効果は殆どそのままでにんにくの臭いは殆ど無いというにんにくの加工方法です。
フルーティでドライフルーツのようでおいしいですよ。
自家製の黒ニンニクの作り方も紹介されています。
※リンク参照
暑い夏のこの季節、ご自身や家族の体と心の元気のメンテナンスに上手にニンニクをとりいれていきましょう!


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