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今さら聞けない「クールビズ」。正しく理解して実践しましょう

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クールビズ」は環境省が中心となって行われる地球温暖化対策。平成17年の夏に始まりました

クールビズ」は環境省が中心となって行われる地球温暖化対策。平成17年の夏に始まりました

京都議定書発効を受け名称を公募し決定

京都議定書発効を受け名称を公募し決定

推奨する冷房の設定温度は28℃

推奨する冷房の設定温度は28℃

北陸や関東から西はおおむね晴れて、所々で真夏日になる見込みですが、これから蒸し暑い日が増え、冷房のスイッチをONにすることも多くなることでしょう。
環境省では、今年も「クールビズ」期間を設け(5月1日〜10月31日)、適正な温度管理と各自のTPOに応じた無理のない暮らしを呼びかけています。
この「クールビズ」という言葉、すっかり市民権を得られた感がありますが、いつから始まり、どんな意味が込められているのか、ご存知ですか?
今回は、今さら聞けない「クールビズ」についてお教えします。

「クールビズ」の始まりと名前の由来

「クールビズ」は、2005(平成17)年、小池百合子環境大臣の在任時に提唱されました。
「クールビズ」(COOL BIZ)というネーミングは、京都議定書が発効されたのをきっかけに、環境省の一般公募で選ばれたものです
「涼しい」や「格好いい」という意味の“クール”とビジネスの短縮形“ビズ(BIZ)”を併せたもので、その年の流行語大賞にもノミネートされたことを覚えている方も多いことでしょう。
環境省の調べによると「クールビズ」の認知度は98%(平成13年度)、職場での実施率も非常に高まってきています。

「クールビズ」とは

「クールビズ」とは、環境省が地球温暖化対策のために推進する冷房時の室温 28℃でも快適に過ごすことのできるライフスタイルのこと。
ですから、ノーネクタイ・ノージャケットなど、服装だけの取り組みではなく、早朝出勤といった勤務時間の調整など、さまざまな工夫が含まれます。
それでは、なぜ冷房を28℃に設定するのでしょう。
それは、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令」および「労働安全衛生法の事務所衛生基準規則」において定められた範囲(17℃以上28℃以下)であり、温室効果ガスの主因であるCO2の大きな削減効果が期待できるからです。
具体的には……
すべての事業所で、冷房の設定温度を平均の26.2℃から28℃に1.8℃上げると想定すると、ひと夏で約160〜290万トンのCO2を削減することができるといわれています。

「クールビス」の5つのポイント

環境省が推奨する「クールビズ」の5つのポイントをご紹介します。
①COOL FASHION…「クールビズ」といえばこれ!実践している方も多いでしょう
・ノーネクタイやノージャケット
・ポロシャツなど、通気性のよいアイテムを着用する
・吸水速乾性、接触冷感など、高機能な素材を使った衣類
・かりゆしウエアなど、地域の伝統素材を使った衣類
・うちわ、扇子や日傘の活用
②COOL WORK…涼しい午前中に仕事をすることで冷房の使用を抑える
・早朝出勤やフレックス制を導入する
・残業はなるべく禁止する
・長期の夏休みをとる
③COOL HOUSE…冷房の使用を控えても快適に過ごせるように工夫する
・ブラインドやカーテンで夏の強い日差しをカットする
・日よけ、目隠し、虫よけに、よしずやすだれを活用
・窓際にグリーンカーテンを設置
④COOL IDEA…昔ながらの知恵や小さなエコ活動を積極的に取り入れる
・冷却ジェルシート、氷のうなどの冷却グッズの活用
・パソコンなどのこまめなスイッチオフ
・体内から冷やしてくれる夏野菜や食べ物を摂取する
・打ち水でビジネス街の温度調整をする
⑤COOL SHARE…一人一台のエアコンを止め、涼しい場所を皆でシェアする
・家族で一つの部屋に集まる
・公共施設を活用する
・水辺や木陰などの自然が多く涼しい場所で過ごす
── 「クールビス」設定期間をみると6カ月もあり、1年の半分を占めるんですね。
今後は、特別な取り組みではなく、地球人として当然のこととして生活に取り入れていきたいものです。
参照/環境省HP


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