知っていそうで、意外と知らない「ジューンブライド」の意味とは?

2016/06/02 16:30

6月に入りました。今月が終われば2016年も折り返し。時間って早いですね。 6月といえば、ジューンブライドを連想する人も多いと思いますが、ジューンブライド(6月の花嫁)は幸せになれると言われています。 そのため、6月に結婚式を挙げるカップルが多いのですが、皆さんはジューンブライドの意味をご存じですか? さらに、イマドキの挙式「おもてなし婚」とはどんなものを指すのでしょう? 知っていそうで意外と知らない「ジューンブライド」のあれこれ、まとめてみました。

全国の結婚式場にとって、6月は一年で最大の繁忙期です
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6月の花嫁が幸せになれるという3つの説 ジューンブライド(june bride) = 6月に結婚する花嫁は幸せになれる……。 そんな言葉を多くの方が知っていると思います。でも、なぜ6月なのかご存じですか? こう質問された時、皆さんはその理由をきちんと答えられますか? 実は、ジューンブライドにはいくつかの由来があるのですが、今回はそのなかでも有力な3つの説をご紹介しましょう。 ◯女神(JUNO)説 もっとも有力な説は、ローマ神話の女神ヘラ(ローマ名ユノ、英語名Juno)に由来するというもの。 6月の月名「June」の語源にもなっている彼女は、ギリシア神話では主神ゼウスの正妻・女神ヘラと呼ばれています。 ヘラは結婚・出産をつかさどり、女性と家庭、子どもを守る女神として古来よりあがめられてきました。ヘラが守護する月である6月1日には、彼女をまつる祭礼が行われていたことから、6月に結婚式を挙げると女神ヘラの加護を受けて、一生幸せになれるという言い伝えが生まれたとされています。 ◯結婚解禁説 農作業の妨げとなることから、古の時代、ヨーロッパでは昔、3月・4月・5月は結婚が禁じられており、農作業がひと段落して結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多かったそう。 そうした理由から、多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになれる……という言い伝えがジューンブライドの由来とされています。 ◯ヨーロッパの気候説 これもヨーロッパの季節に由来します。 ヨーロッパの6月は一年中で最も雨が少なく、天気のよい日が続きます。つまり、日本の梅雨の時季と異なり、欧州では6月が最も気持ちのよい季節なのです。 その証にヨーロッパでは、6月ははつらつとした季節の始まりとして、「若者の季節」とも呼ばれるほど。 つまり、6月に農作業を無事終え、多くの人に祝福される結婚式が多くなる。こうしてヨーロッパ全体が祝福ムードとなることから、6月の花嫁は幸せになれる……という説なのです。
欧州で盛大に執り行われる6月の結婚式
欧州で盛大に執り行われる6月の結婚式
イマドキの「おもてなし婚」とは? 最近の結婚式に、私がヘアメイクで参加させていただいた多くは、いま流行りの「おもてなし婚」でした。 まず、おもてなし婚の定義をあげてみると…… ・ 式の主役はゲストで、新郎新婦はホスト役 ・ 新郎新婦が主役ではなく、お世話になった方々に感謝を伝える場である ・ 自分たちが美味しいと思える食事を、親しい人たちと一緒にしたい ・ ゲストを思いやった演出……などなど もちろん新郎新婦が主役であることはもちろんなのですが、新郎新婦がゲストをおもてなす……。 こうしたアットホームな挙式が「おもてなし婚」なのですね。
挙式に臨む前の、母親からのベールダウン
挙式に臨む前の、母親からのベールダウン
さらに、演出の一例として、 ・ 父親とバージンロードを歩き始める前に、母親にベールダウンしてもらう ・ 仲のよいお友達にブライズメイド&アッシャーになってもらう といった具合に、「おもてなし婚」では通常の挙式では表舞台に立たない家族やお友達にも、大切な役割を担ってもらう演出が特色です。
ブライズメイド&アッシャー役はお友達に
ブライズメイド&アッシャー役はお友達に
雨でも演出次第で素敵なジューンブライドに 「ヨーロッパでは、6月の挙式は季節的にいいけど、日本は梅雨だよね」と、敬遠されがちな6月の結婚式。 そのため、ジューンブライドでは、「6月は天候のことを考えてガーデンでの演出は断念……」「プールつきのレストランウエディングを考えていたけど、雨が降ったら心配で……」というカップルも多いはずでしょう。 でも、最近流行りの「おもてなし婚」で自分たちなりの演出をすれば、思い出に残る素敵な結婚式ができるはず。 さらに、ジューンブライドという言葉は昔からよく聞く言葉ですし、ハロウィンのように『そんなの昔はなかったよ』というものでもありません。 ジューンブライドの由来を知ることで、梅雨の結婚式も思い出深い挙式になることでしょう。 実際に、ある説では梅雨の時期に結婚式を挙げるカップルが少ないことに憂いたある業界人が、ヨーロッパのジューンブライドに着目し、日本にもジューンブライドを根付かせよう……としたエピソードもありますが、由来に歴史的な背景があることは確かなようです。 何より、結婚は二人の愛情と、お世話になった人々への想いが一番大切。 さらに、式に参列する知人・友人も、ジューンブライドを挙げる二人を尊重して、心から祝ってあげたいものですね。 ── 今月、挙式を控えている方へ。梅雨空の合間から太陽がのぞく、誰より素敵な結婚式になりますように!

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