紫外線が気になる季節。ハリウッドではアンチエイジングも自由自在⁉︎

2016/05/16 11:00

アクション・SF…今や、もうCG無しには語れないハリウッド映画事情。宇宙旅行・爆発シーンなどは当たり前ですが、えっ何でこんなところに…というシーンにもCGは使われているそう。3D、モーションキャプチャー…技術は日進月歩し、もう俳優がいらない⁉︎ほどにまで発展しているようです。 また、アンチエイジングも驚きの領域に。俳優女優たちの行き過ぎた「アンチエイジング」で、驚きの修正がなされているそう。今や何が本物で何が作り物なのか… 今まで目にすることができなかった映像をたくさん観てきた私たち。その代償は大きかったようです。とは大袈裟でしょうか。

演じているのは実は大好きな俳優ではないかも 2015年の映画「ザ・ウォーク」は若手人気俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットが実在の綱渡りの大道芸人を演じるノンフィクション映画。この実在のフランス人大道芸人は1974年にワールドトレードセンターで綱渡りをしてニューヨーク市民を驚かせた人物。この綱渡りを再現した場面は手に汗握る緊迫感のあるシーン。実はこのシーンCG?、いやいや本人がスタント無しに演じている…等映画ファン達の間で様々な憶測がとんだそう。 蓋を開けてみれば実は綱渡りを演じたのは現代の大道芸人で、彼の顔のみを主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットにすげ替える加工がなされたそう。<この映画の監督・ロバート・ゼメキスは大ヒット映画「フォレストガンプ 一期一会」の中でもアメリカ史上の実際の歴史的場面に主人公のフォレスト・ガンプをCGで合成(ケネディ大統領と握手したり、ジョン・レノンと会話をしたり)し観客を驚かせました> この裏事情を聞いて感じる事は人それぞれかもしれませんが「じゃあ、その俳優が演じる意味は…!?」と感じる方も多いと思います。セリフは口で喋るのだから顔が本人ならいいじゃない、と割り切る事も出来ますが、感情は身体や仕草でも表現するものです。顔と身体が一致していないとその俳優が演じているのか、という疑問も湧いてくる気もします。でもこれは映画の技術の進歩なのですね。どんな危険な場面も「その俳優が演じているように「見せる」事が可能になったのですから。 美容整形とCGのせめぎ合い!? ハリウッドは美容整形の世界でも最先端です。とは実際の美容整形手術のことではありません。もちろん最先端の美容整形を受けられれますが、ここでの「美容整形」とは映画の画面上のことです。今や誰でも知っていることですが、現在の多くの広告などの人物の写真はコンピューターソフト「フォトショップ」でかなり修正されています。どんな年齢の人物でもお肌はシミひとつないツルツルスベスベの肌。あの「フォトショップ」の技術が動く場面でも活かされています。動く俳優女優達の顔面を追いかけ一コマ一コマ修正していくのです。いわゆるVFX・視覚効果です。想定年齢はもはや自由自在。また、演じた俳優の顔に後から涙を伝わせたりもできるそう。これはもう演技の「後付け」ですね。 日本でも某有名モデルが出版社などに「勝手に私の顔や脚を修正しないで」と抗議のコメントを出しましたが、この勝手に後から涙を合成された某ハリウッド有名女優も心穏やかではなかったそう。 モデルも女優も日々自分の商売道具である肉体や演技力に磨きをかけ鍛錬しているプロフェッショナル達。それを、本人の了解なく後からいとも簡単に加工を加えられるのはいい気分がしないのは当然だと思います。 私たち観客もそんなプロ達の鍛錬の賜物が観たいのですが、私たちが気付かぬところで、驚きの修正がなされ、さらに日々その技術は進歩し、もはや何が本物で何がCGなのかますます見分けがつかない世界になっているようです。 5月は紫外線が強くなる季節、皆必死に日焼け止めを塗ったり日傘をさしてお肌のダメージを防ぎますが、映画の中ではシミやシワはパパッと修正、紫外線ケアなど必要ないようです。 なんと「加齢」加工をすることも 実際の「美容整形事情」に戻ります。 ボトックス・ヒアルロン酸注入など、いわゆるメスを使わない「プチ整形」で、いつまでも年を取らないハリウッドの俳優や女優たち。その顔面にはシワがほとんどありません。グラビア、アカデミー賞授賞式などのハレの舞台などでその若々しさに世界中の人々が魅了されてしまいます。美容整形はさらに日進月歩。純金の糸を埋め込み内側から引っ張りシワを伸ばす、脂肪だけを冷凍させ細胞を破壊し痩身する…などなど驚きの肉体改造術が日々開発されています。 でも実年齢と変わらない役を演じる時はその「若々しさ」が足かせになることも。そのシワのない顔が不自然になる為、VFXで今度は「加齢」加工をすると言うのです!ビックリしてしまいますね。若返らせたり、加齢させたり。 今や映画だけにとどまらず、雑誌、ポスターの中には一切加工無し、というものは存在しないのかもしれませんね。そもそもは観る側の私たちの「もっと驚きの場面が観たい」、「いつまでも変わらない美しいものが見たい」という潜在的な欲求に応えるためだったのかもしれませんが、いつしか、その欲求を飛び越え、今や本当に何が本物で何が偽物なのか見分けがつかない世界になってしまったようです。

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