洗濯機のまわしすぎはNG。約10分の洗いで汚れは落ちるんです!

2016/05/10 16:30

洗濯に適した季節がやってきましたが、皆さんは一日、あるいは週にどれくらい洗濯に時間を費やしていますか? 清潔な衣類を着るのは気持ちいい! でも、洗濯方法を間違えると逆に衣類を傷め、寿命を短くする原因にも。 もっとも、会社や買い物などの往復程度であれば、それほど汚れているはずがないと思って調べたところ、じつは洗濯機の「洗い」を長くしたところで、汚れがより落ちるわけではない……というデータの存在が判明! ── 気になる洗濯についての新常識って、どんな常識なのでしょうか。

洗濯時間が長すぎるのは逆効果。正しい知識で綺麗に仕上げよう!
洗濯時間が長すぎるのは逆効果。正しい知識で綺麗に仕上げよう!
洗濯機に入れる順番が、仕上がりを左右する まず、洗濯のポイントは、 1 洗濯機に詰め込みすぎない 2  洗剤を入れすぎない 3 洗いすぎない この3つの「しすぎない」を守ることが大事。 衣類などの洗濯物は、洗濯機のなかで大きくまわるほど、汚れがよく落ちます。水がたっぷりあるほど、衣類がよく回転し、洗浄効果もアップするのですね。 逆に水が少ないと、衣類を痛める原因にも。 洗濯機に入れる量は、最大でも7割程度におさえることがポイント。 衣類の回転があまりよくないようであれば、水の量を自分で調整するとよいでしょう。 また、ほとんどの方は、洗濯機のなかに衣類を入れてから、洗剤を入れていると思いますが、より綺麗に仕上げるのなら、まず水を入れて、次に洗剤、最後に衣類を入れるのが◎。 洗濯物を入れる順番は、一番下にシーツやタオルなど重たいもの。 次に、Tシャツやフェイスタオルなど、やや軽めのもの。一番上にはハンカチや下着など軽いもの。このように順番を変えるだけで、洗剤が全体に行き渡り、かつ洗濯物も水の中でよく動き、汚れが落ちやすくなるのです。 洗剤の量は、メーカー指定の適量で十分汚れが落ちるので、入れすぎには注意が必要です。 柔軟剤も多めに入れると仕上がりがよくなった気分になりますが、逆にTシャツやタオルなどの吸水性低下の原因になる場合もあるので、やはり適量を守ることが大事です。 また洗剤の泡は立てないほうが、よく落ちます。
洗濯洗剤は適量を守りましょう
洗濯洗剤は適量を守りましょう
洗い始めて約5分以降は、汚れ落ちに変化なし さて、洗濯機をまわす時間ですが、長い時間をかければ汚れが落ちるというのは、大きな誤解なのです。 『洗剤と洗浄の科学』中西茂子著(コロナ社)によると、「カーボンブラックの粒子汚れと脂質の洗浄効率の時間的変化」を測定した結果、脂質汚れも粒子汚れも5分くらいまでは時間とともに落ちていますが、それ以降は変化がなく、これ以上洗濯しても汚れが落ちていないことが分かったとあります。 また同著では、「実験的な裏づけからも1回の洗濯洗い時間はせいぜい10分程度とし、それでも落ちない場合は洗濯液を新たに二度洗いをする。さらに、局部的な汚れの場合は部分的に手でもみ洗いすれば効果的」としています。 10分以上洗濯機をまわしても、汚れが落ちないばかりか、洗濯水に流れ出た汚れが再付着する可能性もあるのです。 洗濯は、感覚的な適量・時間で行うことが多いですが、「洗いすぎ」には注意が必要といえそうです。 洗濯機まかせにせずに、自分の暮らしに合わせて調整すると、衛生面、コスト面、仕上がりにも変化が現れてくるのではないでしょうか。
洗う時間も洗剤も柔軟剤も「適量」で!
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