2月20日は「アレルギーの日」! 日本の免疫学者が花粉症の原因「IgE抗体」発見を発表した日なんです

2016/02/19 16:30

2月に入ると、気になり始めるのが“花粉”ですよね。 今年の花粉の飛散量は、東北地方でやや多い見込みですが、その他の地域では、例年を下まわるところが多いようです。 実は、明日20日は「アレルギーの日」。 本格的な花粉飛散シーズン到来を前に、今さら聞けない「アレルギー」についての基本知識を押さえておきましょう。

2月20日は「アレルギーの日」です!     アレルギーをしっかり理解して対策を取りましょう!
2月20日は「アレルギーの日」です! アレルギーをしっかり理解して対策を取りましょう!
「アレルギーの日」って何? 明日2月20日は、財団法人日本アレルギー協会が制定したアレルギーの日。 これは、免疫学者石坂公成・照子夫妻がブタクサによる花粉症の研究からアレルギーを起こす原因となる「IgE」抗体発見を発表した“1966年2月20日”にちなんで制定されました。 協会ではこの日の前後1週間を「アレルギー週間」として、様々なアレルギーの啓発活動を行っています。 そもそも「アレルギー」とは? よく口にするアレルギーという言葉。そもそもアレルギーとはどんなものなのでしょう。 私たちの体には、体内に入ってきた異物(ウイルスや細菌など)に対して、「抗体」をつくって対抗しようとするしくみ(=「免疫」)が備わっています。 この免疫のしくみが、花粉や食べ物など、本来、私たちの体に害を与えない物質にまで過剰に反応して攻撃し過ぎる結果、かえって体にマイナスの症状を引き起こしてしまうのが「アレルギー」です。 そして、アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。 アレルギーにはⅠ〜Ⅳまで4タイプあります。 中でもアレルゲンが体内に入った直後から数時間以内という短時間で症状がでるアレルギー反応は、Ⅰ型というタイプに区分されます。 これこそが、石坂夫妻が発見した「IgE」抗体が関係して起こるアレルギー反応。 代表的な疾患は、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーなどがあげられます。
アレルギーの原因「アレルゲン」はさまざま
アレルギーの原因「アレルゲン」はさまざま
日常に取り入れたい花粉対策 花粉を完全にシャットアウトすることはできませんが、生活の中で気をつけることで、花粉の量を減らすことはできます。 早速、心がけてみてください。 ❏ 花粉情報をこまめにチェックする(天気.jpでも花粉情報を発信してます)。 ❏ 花粉が付着しにくい衣類(綿や化繊)を着用する。 ❏ 玄関に入る前に、コート衣類に付着した花粉を払い落とす。 ❏ マスクに水で湿らせたガーゼを挟む。 ❏ 風の強い日などは、花粉の飛散しやすい時間帯(昼前〜午後3時頃)の外出を避ける。 ❏ 花粉が舞い上がらないよう拭き掃除をしてから掃除機をかける。 ── 国民の3人に1人が何らかのアレルギーをもっているという調査結果もあり、もはや国民病といえる「アレルギー」。 いつ自分の身に降りかかるかわかりません。知識をしっかり持って備えてくださいね。 参考:公益財団法人日本アレルギー協会HP
花粉が舞い上がらないよう拭き掃除から!
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