疲労回復、美髪・美肌、ダイエットにも!毎日海苔1枚。

乾海苔1枚は約20cm四方、手ごろなサイズのおかずのりは約8枚にカットされています。
毎日乾海苔1枚を食事にとりいれて、元気に立春をむかえましょう!
節分の厄払いで太巻きが食べられるようになったのもそんな理由でしょうか?
■疲労を回復したい方に
炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1は疲労を回復する作用もあり、その量は牛乳100ml分に相当します。おにぎりのように炭水化物のご飯と組み合わせることで効率よくエネルギーを摂ることができます。
■肌や髪、爪を健やかに保ちたい方に
海苔は非常に良質なたんぱく質を含み、その重さの3~4割を占めています。また、海苔1枚で卵や牛乳の1/5量に相当する程の量が摂取できます。
■風邪をひきやすい方に
皮膚を保護し、免疫力を高めるビタミンAが海苔1枚でたまご約1個分以上、ニンジンですと10g分摂取できます。海苔を2枚摂取することで、1日に必要なビタミンAを摂ることができます。乾燥肌や肌荒れにも効果的です
■美白効果を期待したい方に
美白効果が期待できるビタミンCは加熱すると壊れやすい性質がありますが、海苔に含まれているビタミンCは熱に強く、長期保存が可能な利点があります。
■貧血を改善したい方に
海苔1枚を食べると鉄分が豊富なレバーと同等の鉄分が摂れるので、非常にオススメです。
■ダイエットを目指す方に
海苔に含まれるヨウ素は、新陳代謝を活発化させる作用があり、脂肪の燃焼効果もあることからダイエットが期待できると言われています。※ヨウ素制限をされている等の甲状腺疾患をお持ちの方は、注意が必要ですので医師の指示に従ってください

良い海苔の見分け方とは?

乾海苔は、まず黒いこと、そしてつやがあることです。さわってみて柔らかく、薄すぎず厚すぎず、適当な厚みがあり穴があいていないものが上等です。
海苔の収穫は10月下旬から4月ごろまで行われていますが、取り始めの海苔は一番柔らかく、そのあとは時期をおって繊維が固くなるため、12月~1月に出回る新海苔が最も美味しいといわれています。
海苔が柔らかいものは、すいたあとがでるため、裏面がざらざらで裏表がわかるともいわれています。
家庭で海苔を焼く場合は、ざらざらした裏面から焼くと火がつきやすいので、つるつるした表面から
あぶると焦げにくいといわれています。
現在は保管の技術も発達し、おいしく年中手に入る海苔ですが、この季節、店頭で良い海苔を買い求めてみるのも良いですね。

2月3日から2月6日前後の1週間は海苔WEEK!! 海苔のイベントやセールをチェックしよう

702(大宝元)年1月1日(新暦2月6日)に大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産の一つとして年貢に指定されました。これを記念して2月6日は『海苔の日』とされ、節分を含めたこの期間を海苔WEEKとさだめ全国各地で海苔PRのイベントが行われています。海苔巻きを作成したり、海苔つけ体験などが行われるのもこの季節、チェックしてお得に海苔を楽しみたいですね。

海苔粗朶(のりそだ) 養殖する海苔を付着させるため、浅い海中に立てる木や竹の枝。海苔篊 (のりひび)ともいう
海苔粗朶(のりそだ) 養殖する海苔を付着させるため、浅い海中に立てる木や竹の枝。海苔篊 (のりひび)ともいう