●抗酸化作用があるルテイン


芽キャベツにはカロテノイド(緑黄色の色素)の一種であるルテインを多く含んでいます。このルテインは、ちりめんキャベツ、ブロッコリーに次いで、ルテインの含有量が多い野菜とされ、強い抗酸化作用によってがん予防に役立っていると考えられています。

おもてなし料理に栄養満点、見た目も可愛い優れ食材。グリルするだけのつけあわせから、ボリューム満点メインまで!

芽キャベツは若干あくがあるため、さっと湯通しします。外側の皮を1~2枚むいてから茎のところに十文字に切り込みを入れておくと火が通りやすくなり、早くむらなくゆであがります。少し塩を加えて沸騰させている湯の中で1分半程度かるく茹で、すぐに冷水に落とします。使う料理に合わせて茹で加減を調節しましょう。

◆煮込み料理に
芽キャベツは洋食の煮込み料理に使うと見た目が可愛く、いつものシチューやポトフがよそゆきになりますね。芯まで柔らかく味が染み込んで美味しいです。煮込みに使う場合は下茹では必要ありません。

◆オーブンやグリルのロースト料理に
お肉や魚のローストとともにつけあわせとしてオーブンで!
単品のグリルでも十分美味しい一品になります。
「芽キャベツのホイル焼き」
少し手をくわえるなら
オリーブオイル、バター、ニンニク、ブラックペッパーやお好みのハーブとお塩で、220℃のオーブンで。

◆マリネやサラダに
下茹でしてから使います。半分に切って盛り付けるほか、一枚一枚葉をバラして盛り付けても可愛いです。
「ミニトマトと芽キャベツのカラフルマリネ」
芽キャベツと同じサイズのミニトマトを湯むきし、お好みのマリネ液に。寿司酢にオリーブオイルと塩コショウで味をととのえれば簡単で美味しくて見た目も華やかな一品になります!

◆炒め物に
炒め物の場合も下茹でしてからの方が仕上がりが綺麗で美味しく仕上がります。中国料理などの炒め物にも使える他、下茹でしたものに、塩胡椒してさっとバターをからめるだけでメインの付け合せにできます。また、パスタの具にも使えます。
「芽キャベツのアイオリソース添え」
炒めた芽キャベツを、ガーリックマヨネーズであるアイオリソースにディップして食べます。アイオリソースは、ニンニク1/2かけ、卵黄1個、マヨネーズとオリーブオイル各大さじ1、塩少々を混ぜて作ります。
マヨネーズとアンチョビのみじん切りを加えたアンチョビマヨネーズソースも美味しいですよ。

◆揚げ物に
メキャベツの串揚げにしたり、フライにしても美味しいです。下茹でなしでOKです。
「芽キャベツのミートローフ」
ゆでた芽キャベツを真ん中にいれ、ハンバーグのネタでお団子にして、コロッとしたメンチカツ風にしてもよいですね。おもてなし料理にもお弁当にも重宝します。
冷凍でも年中入手できますが、生の芽キャベツが手に入るこの季節、積極的に食べましょう!

(引用)旬の食材百科