食と歴史と信仰のテーマパーク・成田山を楽しむ七つのキーワード (1/2) 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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食と歴史と信仰のテーマパーク・成田山を楽しむ七つのキーワード

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毎年、初詣客でにぎわう成田山新勝寺は楽しみどころ盛りだくさん、花も団子もの成田山周辺。今回はおいしいもの、パワースポット、風光明媚な撮影ポイントなどをご紹介しようと思います。

まずは参拝。成田山境内~成田山公園へ

・出世稲荷(荼枳尼天堂)
本堂は江戸時代に成田山を篤く信仰した佐倉藩主・稲葉正通により寄進されました。商売繁昌、開運成就、火伏せのご利益が。筆者はこの稲荷の近くで地元の老人に、「本当はここが元からの成田山だ」と教えられました。真偽のほどはわかりません。
成田山境内からは出世稲荷に緩やかな石段を登ってゆきます。上りきったとっつきは、東側から成田山の釈迦堂、大本堂、三重塔と成田山公園奥の平和の大塔までパノラマで収まり、成田山境内撮影一番のポイント。天気がよければ彼方に筑波山の山稜も見はらせる絶景です。
出世稲荷の手前には油揚げと狐の小像、ろうそくを売っている売店があります。油揚げで300円ですから自宅から用意してくるのが安上がりですが、ここで買えば火打石で念をこめてくれます。合格や商売繁盛の願掛けをする際には、境内で奉納絵馬を買い、住所氏名をしっかり書いて奉納しましょう。
また、この一帯にはがまの油売りや四柱推命の暦売りやなにやら怪しい(?)薬など一風変わった露店が並んで、昭和の古い縁日の雰囲気も味わえます。

・成田山公園
新勝寺の大本堂と三重塔の間を抜けて境内を奥に向かうと、16万5000㎡にもなる広大な庭園が広がっています。春は梅林が、秋には紅葉が美しく、さまざまな木が植えられ、自然の地形を生かした起伏のある遊歩道は、雄飛の滝の辺りでは深山幽谷の雰囲気すらかもしだし、また文殊の池、竜樹の池、竜智の池と竜頭の池と三つの池にわかれた水辺には浮き堂も設けられ、中華風の優雅な庭園の雰囲気。錦鯉の泳ぐ浮き堂は、背景の水景色と木立とともに絶好の撮影ポイントです。巨大な平和の大塔の眼下には西洋風の端正な庭園。遊歩道のあちこちにはかつての豪商や名主が奉納した巨大な石塔や灯篭、板碑が、長い歳月信仰を集めてきた重みを感じさせてくれます。また茶室「赤松庵」は紅葉の季節にはお茶会が催され、誰でも無料で参加できます。

参拝が終わったらお楽しみの参道のそぞろ歩き。名店・珍店の数々

その①うなぎ・川魚
「下利根の鰻は日本一」ともいわれ、坂東太郎利根川やその水系の印旛沼に程近い成田は、古くから鰻が名産でした。
そのため成田山といえば昔から鰻は名物。実際門前町の表参道だけで60もの店を数えるほど。
でもそれと並んで名物だったのが鯉のあらいと鯉コクでした。2003年に鯉ヘルペスが成田に近い霞ヶ浦で大流行して、流通と風評被害により大打撃を受けて成田山の参道でもあまり見られなくなってしまいましたが、それまではうなぎと同じく、おおぶりの鯉を店頭でさばく様子も名物のひとつだったんです。
もちろん今でもお店によっては鯉料理は食べられます。ぜひ味わってみてください。

うなぎのほうも、近年の稚魚の高騰でいかんせん値段がお高めになってしまいましたが、相変わらず成田の参道に軒を連ねるうなぎ店は香ばしいにおいで参拝者を誘ってくれます。


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