2016年ももうすぐ! 霊言あらたかな都心のパワースポット・東京五色不動をめぐって開運UP!

2015/12/23 18:30

かつての江戸城、現在の皇居をとり囲むかたちで設置された、黒・白・青・赤・黄の五色の不動。 首都を守護する5つの不動尊には、それぞれご利益があり、都心に住む人々にとっては最も身近なパワースポットでもあります。 前回配信記事に引き続き、今回は、都内を彩る五色不動のそれぞれの特徴とともに、 お勧めのめぐり方(コースウェア)をご紹介します。 新春はもうすぐ。年が明けたら、早速5つの不動尊をめぐって、ご利益を授かってくださいね!

目黒不動 滝泉寺 仁王門
目黒不動 滝泉寺 仁王門
江戸の境界を示す目印である五色不動 江戸時代が始まって100年ほど経った享保年間には、首都である江戸の人口は百万人を超え、町数は千を超えるほどになりました。 ところが、どこまでが江戸の領域なのか、その範囲を示す統一の見方は存在せず、ずっと江戸の概念は曖昧なままでした。 その後、江戸時代も後期にさしかかった、文政元年(1818)に作成された「江戸朱引図」によって、江戸の領域を示す、初めての公式の基準が示されました。この図に示された太線は、江戸の領域である御府内(内府)とその外側を示すものだったのです。 「江戸朱引図」では、東は亀戸・小名木村辺、西は角筈村・代々木辺、南は上大崎村・南品川町辺、北は上尾久・下板橋村辺の内側として江戸の領域を定めました。この領域の、まさに太線にあたる部分に置かれたのが五色の不動尊であり、すなわち江戸の境界を示す目印でもあったのです。 ※右上の画像では、小さい★が以前の場所、大きい★が現在の場所となります。
  「江戸朱引図」に示した五色不動
「江戸朱引図」に示した五色不動
五色不動をめぐり、江戸を体感しよう! 五色不動は江戸の境界を示すものであり、それゆえに、五色不動をめぐれば、かつての「江戸」の風情を体感できるはずです。 五色の不動尊を祀るそれぞれの寺院の特徴、それぞれの由来について、以下にご紹介します。 【1】目黒不動 天台宗滝泉寺 目黒区下目黒3-20-26(JR目黒駅 徒歩15分) 関東最古の不動霊場として知られていました。二宮尊徳が農村復興事業の成功を、西郷隆盛が主君である島津斉彬の病状回復を、東郷平八郎が日本海海戦の勝利を祈願し、それぞれ円満成就したと伝えられます。そのような噂が広がり、ますますの信仰を集めるようになりました。 【2】目白不動 真言宗豊山派金乗院 豊島区高田2-12-39(都電学習院下 徒歩2分) もとは奈良県の長谷寺の末寺である新長谷寺であり、江戸市中に近い文京区関口にありましたが、昭和二十年五月の戦災により焼失。本尊の不動明王像を現在の金乗院に移して合併しました。本尊の不動明王は秘仏であり、明王が自ら左腕を断ち切りそこから火焔が噴き出している独特の姿をしており、特別なご利益があるそうです。 【3】目青不動 天台宗最勝寺 世田谷区太子堂4-15-1(東急電鉄新玉川線・世田谷線 三軒茶屋駅 徒歩2分) 明治15年(1882)に、麻布谷町(六本木一丁目)にあった観行寺(正善寺)が廃寺になり、秘仏である本尊の不動明王像がこの最勝寺に移されました。以後、観行寺を引き継いで、目青不動と呼ばれるようになりました。青い空の色を担う不動尊であることから、天と地をつなぐ縁結びの不動として信仰されています。
目黒不動の本堂裏には大日如来像が
目黒不動の本堂裏には大日如来像が
【4】目赤不動 天台宗南谷寺 文京区本駒込1-20-20(営団地下鉄南北線 本駒込駅徒歩2分) 伊勢国(三重県)の赤目山で不動明王の霊験を体験した万行律師が、関東に向かい下駒込に庵を結んで、万民化益を祈念したのが始まりと伝えられます。赤目山に由来することから、もとは“赤目不動”と呼ばれていましたが、後に目黒不動、目白不動に合わせて目赤不動と呼ばれるようになりました。酉年の正月にあたる5月、9月の各28日および元日に秘仏である本尊の不動明王像がご開帳されます。 【5】目黄不動 天台宗最勝寺 江戸川区平井1-23-32(JR総武線平井駅徒歩 約20分) 東大寺の初代別当である良弁僧都が、隅田川の河畔で不動明王の霊告を得て刻んだ不動明王像を徳川家光が篤く信仰したのが目黄不動の由来とされます。その後、不動明王があった東栄寺が廃寺となったため、関係する最勝寺に移され、現在に至っているということです。 ※近隣にある永久寺(台東区三ノ輪2-14-15)も、同じく目黄不動の寺院として知られています。
目赤不動 南谷寺 不動堂
目赤不動 南谷寺 不動堂
身近な開運スポット! 五色不動のめぐり方! それぞれが霊験あらたかな五色の不動を祀る寺院。この5つのスポットを訪ねるコースはさまざまで、工夫次第でいろいろなめぐり方、楽しみ方があるようです。 最南端の目黒不動から始まり、目青、目白、目赤、目黄と時計回りにめぐる方法、逆に最北端の目黄不動から、目赤、目白、目青、目黒と反時計回りにめぐる方法、いずれもお勧めです。最速でめぐるならば、全長25Kmの距離を自転車で移動すれば、5つのスポットをすべて1日で訪ねることも可能です! あるいは、距離が近い目黒と目青を1日目に、目白、目赤、目黄を2日目に訪ねるゆったりコースもお勧め! 1日目は目黒と三軒茶屋の街でショッピングやカフェを楽しみながら、2日目は東京の下町の風情を感じながら飲み屋や銭湯に立ち寄りながら散策というのも通好みのスタイルです。 東京メトロ線、都営地下鉄線ほか、都内のさまざまな電車が1日中乗り放題の「東京フリーきっぷ」(1580円)を利用するという裏ワザも! どの不動尊からはじめても得られるご利益は変わりません。ご自宅から最もアクセスし易い不動尊から、あるいは気分的に行ってみたい不動尊から、開運アップの五色不動めぐりをぜひ体験してみてください!
目黒不動手水場の水かけ不動
目黒不動手水場の水かけ不動

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